こんにちは@こんぶろぐです。


リアルタイムではアフリカ大陸最北端のモロッコを周遊して再びスペインのマドリードに戻ってきました。暖房がちゃんと効いてくれる部屋がこんなにも快適だったとは、、、(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)ブワッ



今回はちょっと番外編です。

世界3大ウザい国と言われているモロッコで、そのハイライトとも言える”サハラ砂漠ツアー”に参加した時に感じたことをちょろっと書きたいと思います。


TODAY'Sこんぶ出汁
●これまで出会った様々な物乞いの人たち。
●ベルベル人に教わった”物乞い”にお金を渡してはいけない理由。
●では物乞いにあったらどうすれば良いのか?

※TODAY'Sこんぶ出汁(ダシ)とは昆布出汁が料理の味に深みを与えておいしくしてくれる様に、みなさんの海外旅行に深みを与えて、少しでも”おいしくなる情報”を今後も少しづつ記事内に混ぜ込んでいきたいと思っています。



□私たちが旅の中で出会った様々なタイプの物乞いの人たち。


皆さんはインドやカンボジアなどの発展途上国と呼ばれている国に旅行したことはありますか?

こういう発展途上国に旅行するとかならず遭遇するのが”物乞い”の人々です。

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インドネシアやマレーシア、カンボジアなど各国を旅することで知りましたが、ひとえに”物乞い”と言ってもそこには様々な人たちがいることに気が付きました。


例えば

手足が無かったり、目が見えなかったりといった身体的な不自由があるおじさん
小さな赤ちゃんを抱きかかえているお母さん
赤信号ですり寄ってくる子共
何かを強制的に渡してきてお金を要求してくる子共
なぜか犬と一緒にいる母子
お母さんから強制的にお金をせびりに行かされている子共
ただ路上に寝ていてカップだけ置いているおじさん

などなど


どこからどこまでを”物乞い”と呼ぶかは人それぞれ感じ方が違うと思います。

彼ら”物乞い”の人たちの中でも写真を撮らせてくれたり、つたないながらも楽器を演奏していたりと”何かサービスをしてくれる人たち”までを”物乞い”と呼ぶのかは微妙なところです。


ただ私達はこちらが望んでいないサービスを無理矢理提供されて”お金をくれ!”と言ってくる人たちに対しては、やはりモヤモヤした気持ちが生まれてしまって”邪魔だなこの物乞い”みたいに思ってしまうこともあります。


インドネシアからはじまった私たちの旅ですが、海外に慣れていない私たちは(今でも慣れているのかはかなり怪しいですが、、、)日本では出会わない物乞いの人たちをみると、はじめは物珍しさと”かわいそうだな”という感情とうざったさから少しばかりのお金をあげたりあげなかったりしていました。


この人は手足が不自由でかわいそうだからちょっとあげよう。
このおっさん寝てるだけなんて甘いよ!ちゃんと働けよ!
犬がカワイイからちょっとあげよう。
この子供はそこまでガツガツ要求してこないな、ちょっとあげよう。


などなど。


改めて書いてみるとまったくもって何様だお前!って感じですね。
たまたま日本に生まれてきただけなのにかなり上から偉そうに選別してしまっています。。。


こんな感じではじめは”あげる、あげない”を感情にまかせて決めてしまっていた私たちですが、
旅が進むにつれてだんだんと”物乞いにすりよられる事”にも慣れてきて、途中からは何も感じなくなっていきました。


あーまた物乞いがいるなー。

くらいにしか思わなくなってきて、基本的には”お金をあげない”ようにしていました。
正確にはあげたいとも思わなくなってきました。



□先住民族のベルベル人から教わったこと。


物乞いにお金をあげたほうがいいのか?
それともあげないほうがいいのか?


それは発展途上国に行ったことのある人なら一度は悩んだことあるのではないでしょうか?
もしかしたらすでに自分の中に”答え”を持っている人もいるかもしれません。


私たちがつい先日までいた国モロッコ。
モロッコというと何を思い浮かべますか?


タジン鍋、クスクス(これ世界最小のパスタらしいです)、バブーシュ、アルガンオイル。


そんなアラビアンでエキゾチックな国モロッコ。
私たちはそんなモロッコで2泊3日のサハラ砂漠ツアーに参加してきました。



ラクダに乗ってテントまで向かうところ
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ここモロッコも発展途上国と呼ばれていて所々に物乞いの人々がいます。
物乞いの人々は町や道などいたる所にいますが、観光地の周りには当然さらにたくさんいます。


サハラ砂漠ツアーで周るところは砂漠だけでなく、他にも途中にある絶景の岩場など色々な所に寄ってくれました。


モロッコの秘境トドラ渓谷
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そんな中、私たちは北アフリカの先住民族であるベルベル人たちの集落を訪れました。


細い道を抜けると
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そこはベルベル人の集落
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ガイドをしてくれたベルベル人の男性がいくつか注意点を言います。


これからベルベル人達の集落を見学します。
そこでは女性を撮影してはいけません。
あと子供たちも撮ってはいけません。


※実際はベルベル人の生活スタイルなどについても話してくれていますが、ここでは今回の内容に関係するところだけを抜粋しています。


モロッコの国教はイスラム教です。
イスラム教では「女性は父親と夫以外には肌を露出してはいけない」という教えがあるのでこの注意点は当然ですね。


モロッコに限らずマレーシアやインドネシアなどでもヒジャブを身に着けている女性を撮るのはダメです。そうでなくても知らない人からいきなりカメラを向けられたら嫌だとは思いますが、、、


そんなこんなでベルベル人達の集落の見学が終わって、次に向かう準備をしていた頃
私たちに1人の少年が話しかけてきました。


少年は言いました。
「コレあげるよ!」


それはそこら辺の草を組み合わせて作った馬の様な物でした。

日本にも笹の葉で作る笹舟がありますが、それに似たような物です。



「あーまいったな、、、これもらっちゃったらお金払わないといけないしなぁ」


そう思ったので私たちは
「ごめん、いらないよ」


と言って少年にそれを返しました。
というか受け取りませんでした。


すると少年は
「ノープロブレム、ノープロブレム」


と言って再び私たちに渡してくるので
私たちはしかたなくそれを受け取り心ばかりのチップを渡しました。


少年と馬と妻さん
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少年と別れ、みんなの準備も整ったのでいよいよ次の場所に向かうのか?と思った時、
ガイドのベルベル人の男性が念を押すように私たちに言いました。


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これから更に奥に進みますが、その時に子供たちが寄ってくるかもしれません。
彼らはお金を欲しがってくるでしょう。
でも彼らにお金をあげてはいけません。

彼らは将来のために学校に行かなければいけない
将来自分たちで稼げるように働き方を学ばなければいけない

でも皆さんがお金をここで渡してしまうと
子供たちは「働かなくてもお金をもらえるんだ」と思ってしまう

子供のうちはそれでもいいかもしれない
カワイイからお金をもらえるかもしれない

でも彼らが”子供”じゃなくなった時、彼らはお金をもらえなくなってしまう

なんであの時はもらえたのに、今はもらえないの?
なぜ?なぜ?

そう思ってしまう

彼らは働き方を知らない
彼らは簡単にお金を手にいれるために強盗やスリなどの犯罪に手を犯してしまう

だから子供たちにお金を渡してはいけません。




正直、英語だったので本当にそんなことを言っていたのかハッキリと聞き取れたわけではありません。
でも私はガイドからこの話を聞いた時に頭の中でこう解釈しました。


そして「たしかにそうなのかもしれない」と妙に納得してしまいました。



□発展途上国と私たちとではお金の価値が違う。


私たちの様に、他の国を観光できる様な人たちは裕福です。

もちろん日本では自分たちが裕福なんてこれっぽっちも思いません。

でも発展途上国の人たちから見れば私たちは間違いなく”お金持ち”なんです。

旅行に行くとこんなことはありませんか?


ATMでお金をおろしたばかりだから大きなお金しかない。
来たばかりでお金がよくわからない、チップはどれくらい渡せばいいんだろう?
帰国間際でどうせ小銭なんか両替できないから邪魔だな。
小さいお金を渡すのって何だか恥ずかしいな。


私たちが今回この少年に渡したお金は10dh(ディラハム)。
日本円にすると114円くらいです。


本当はもうちょっと少ないお金を渡したかったのですがすぐに出てこなかったので
このお金を渡してしまいました。


モロッコ人の月収は、貧富の差が激しいので何とも言えませんがオシャレなレストランで働くウェイターが月収650dhくらいらしいです。1日に換算すると21.7dhくらい。


つまり私たちが今回この少年に渡したお金10dhは、ウェイターが1日に稼ぐお金の約半分に相当します。


もちろんこの子は毎回毎回10dhもらえるわけではないし、まったくもらえない日もあると思うので単純に比較はできませんが、少なくとも子供がもらっていいお金じゃなかったんだなということはわかります。


確かにこんなにお金をもらえるなら、まともに働こうとは思わなくなってしまうのもうなずけますね。


私たち観光客が子供にお金を渡す→子供は大金をもらって喜ぶ→ますますお金をせがむ様になる→でも大人になったある日からもらえなくなる→なぜ?なぜ?昔はくれたのに?→しかたないので強盗やスリをしてしまう→犯罪が多い国になってしまう→観光客は怖がって減ってしまう→国が衰退してしまう。



まさに負の連鎖です。


これはかなり極端な例だとは思いますが、きっとあのベルベル人のガイドが言いたかったことはこういうことだったんだなと思いました。


10dhをもらったあの子はどう思ったのかなぁ?



□では物乞いにお金をせびられたらどうすればいいのか?

物乞いには色々な人たちがいるし、その時の状況もあったりするので何とも言えません。
物乞いをすることでしか生きられない人がいることも知っています。


が、私たちはやはり基本的には「お金を渡さない」ことにしたいと思いました。


でも何かサービスをしてもらって感動したりしたその時は
お金以外を渡すことが可能な状況であれば

私たちは”お菓子”や”日本を知ってもらえるもの”を渡したいなと思いました。


言われたとおり、道を進むと子供たちがお金をもらいにきましたが
お菓子をあげるという上手い対応をしてみせたアレックス。
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さらにこんな記事があります。

海外に行く時に折り紙で作った手裏剣をストックしておくと便利。
国によるけど道案内してもらったり、お世話になった人に渡すと超絶喜んでもらえる。

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@Heaaart


折り紙ならかさばらないし、サッと渡せます!

実は折り紙を私たちは持って来ているのですが、めんどくさいからそのままバックパックに入れたままになってしまっています。


お金じゃなくてお菓子や記念になるものを渡す。
すごく良いアイデアです!

お金よりも会話が弾みそうな気がしますし、なんだか暖かい。

明日からさっそく鶴と手裏剣の作り方を調べなければ!



インドやカンボジアなどの発展途上国に訪れた人が物乞いにお金を渡すか渡さないかはその人の自由です。

私たちもまた感情に左右されてお金を渡してしまうかもしれません。

でも、それでも、その都度、私たちがお金をむやみに渡してしまうことで、このペルペル人のガイドが教えてくれた様な”負の連鎖”がおこらないとは限らないことだけは思い出したいと思いました。


あなたはお金を渡しますか?



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