ウユニ塩湖の名物ツアー会社”穂高”で起こった「マジかぁー」ってなるトラブル

ボリビア

世界一周するなら絶対に行っておきたい場所
新婚旅行するなら絶対に行っておきたい場所
南米旅行するなら絶対に行っておきたい場所
絶景が好きなら絶対に行っておきたい場所

そんな一生に一度は行っておきたい場所ランキング常連の”ウユニ塩湖”

当然私たちも絶対見たい!という思いを引っさげて
世界一周出発段階から入念な計画を立て、スケジュールを組み、この後出会えるであろうまだ見ぬ絶景に思いを寄せてテイクオフしたわけです。

実用的な話しはこっちにまとめました
【絶景のウユニ】自分がもう一度行くなら意識しておきたいこと10選

ウユニ塩湖で絶景と言われている”鏡張りの世界”は見られる時期が決まっています。

塩湖に雨が降って水が溜まる雨季でなければなりません。
シーズンは11月-3月、その中でも特に安定して見られる確率が高いと言われているのが1-2月です。

私たちも入念な計画を立てていたわけなので、当然2月にはこの地にいるはず、、、だったのですが
長い旅路の中で当初の予定は崩れに崩れ、結局私たちがこの地に着いたのは4月上旬、、、

シーズン終了ーーーー!

でもシーズンなんて所詮は人間が決めた一つの基準でしかありません!
日本だって桜の開花時期とか余裕でズレます!

4月上旬に着いてしまった私たち
奇跡の絶景が見れるかどうかは運次第!

まさに奇跡頼みです。

と、色々長ったらしく書いてしまったのですが、何を言いたかったかというと
見れるかどうかわからない中ドキドキしながらウユニ村に着いたのに、しょっぱなから「マジかぁー!!」と叫びたくなるトラブルに巻き込まれたよチクショーということでした。

TODAY’Sこんぶ出汁

●ペルーのリマで出会ったしょうご君&そんちゃん達との感動の再会!
●早朝3時のツアーにスタッフが来ないというトラブル(怒)
●嘘か本当かサントスの言い訳を聞いてやった!
●その後の話。

※TODAY’Sこんぶ出汁(ダシ)とは昆布出汁が料理の味に深みを与えておいしくしてくれる様に、みなさんの海外旅行に深みを与えて、少しでも”おいしくなる情報”を今後も少しづつ記事内に混ぜ込んでいきたいと思っています。

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□ペルーのリマで出会ったしょうご君&そんちゃん達との感動の再会!

ウユニ塩湖へ行くための拠点になるのがボリビアのウユニ村

私たちはボリビアの首都ラパスから飛行機でこのウユニ村へと向かいました。
バスや電車でも行けるそうですが、なにせ唯でさえすでにシーズンを過ぎてしまっているので少しでも楽に行きたい早く行きたいという思いから飛行機を選択。

ラパスにあるエル・アルト国際空港は世界一高い場所にある空港です。
標高はなんと4,000m越え!

ラパスからウユニまでのフライト時間は約45分
飛行機は座席2×2の小型機

予定通り夜8時頃にウユニに到着です!

空港からウユニ村まではタクシーで移動します。
比較的治安が良いと言われるウユニだけど、一応南米だしね。空港付近はやっぱりちょっと怖い。

空港にいた旅行者っぽい女性2人組に声をかけ、相乗りでウユニ村まで。
他の国でもそうですが、行く場所が同じならタクシー相乗りするとその分料金安くなるのでオススメです。

結局ウユニ村に着いたは夜9時過ぎ。

日本人旅行者に人気の宿「ワルデルサール」にチェックインします。

そう、実はペルーのリマの宿で仲良くなったしょうご君とそんちゃんが私たちもよりも先にウユニに到着していてウユニで再会しようということになっていたのです。そんなこともあり、急いでウユニに向かったのでした!

ウユニに着くと、そりゃもうテンションが上がります!
見たい、一刻も早くウユニ塩湖を見に行きたい!求む奇跡の絶景!

はぁはぁはぁ

高地だからか鼻息も荒くなります!

宿にチェックインするとしょうご君達はツアー会社”穂高”のAM3時からのスターライト&サンライズツアーに参加する予定とのこと。

日本人に人気のツアー会社”穂高”のタイムスケジュール
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飛行機移動だったとはいえ正直疲れまくっていた私たちでしたが、念願だったウユニに着いた高揚感と、何よりも旅仲間であるしょうご君たちに会えた喜びが勝り、私たちもこのツアーに同行することに。

ただし、ツアーは基本7名の人数制です。
果たして枠は空いているのか?

急いで穂高に駆け込み、枠を確認してみると、、、、何とすでに6人。。。
つまり残りの空き枠はあと1人!

ガーーーーーン(´Д` )

しかし!ダメもとで交渉を!

ジャパニーズは小さいから8人いけるんじゃないか?
おれらはやっと出会えたんだ!一緒のツアーに参加したんだ!
などなど

もはやこの日本人超めんどくせーと思われていたことでしょう。
穂高のスタッフがどこかに電話をかけて確認してくれ、何とOKををもらうことに成功しました。

私たちとしょうご君たちはハイタッチをし(したかどうかは覚えていないが、、、)
積もる旅話はほどほどにして宿へと戻ります。

この時、時間はもう夜の10時過ぎ。
3時のツアーに間に合わせるべく、早々に体力回復を図らねばならないため、シャワーも浴びず、準備もそこそこにまだ寝慣れないベットへとダイブ。

□早朝3時のツアーにスタッフが来ないというトラブル(怒)

ピピピピピピピピピピピッ

時間は朝の2時。まったく寝た気がしない、、、
外は真っ暗、宿もさすがに真っ暗。

なるべく物音を立てないように支度を始める。
シャワーを浴びようとするが
南米高地あるある、シャワーがぬるい上に水圧が弱いという洗礼をさっそく受ける。

早くちゃんとしたシャワーを浴びたいものだ。

ウユニの夜は寒い。
上下ヒートテックはもちろんのこと、ユニクロのダウン、ノースフェイスのジャケット、厚手の靴下はもちろん重ねばき。マフラーも巻く。

できる限りの厚着をして勝負に挑む。
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やっと、遂にやっと、念願だったウユニ塩湖が見られるのだ。

日本からウユニ塩湖なんて行こうと思っても早々行けるものではない、何と言っても物理的な距離がある。
それこそ大学の冬休み期間か会社を辞めて行くくらいしか思いつかない。それか新婚旅行で長期で会社を休むかだ。

ウユニ塩湖の星空はすごいと良く聞く。
空を見上げれば見たこともないような満点の星たちが無数に輝き
それが塩湖の水に反射して、まるで宇宙空間にいるような錯覚に陥るのだと。

当然朝日も最高に違いない。
生まれたてのダイヤモンドがこれでもかと無数の光を乱反射するような輝き。
それも超巨大なダイヤモンドだ!

ふふふ

そんな絶景が今から見れるのかと思うと、興奮してオナラが止まらない。

名誉を守るために言わせてもらうが、高地では胃腸の機能が低下するのでオナラがよく出るのだ。

耳を澄ませてごらん
きっとあの子のオナラも聞こえるから。

早朝3時、待ち合わせの時間。
集合はツアー会社”穂高”の前。

しょうご君(左)とそんちゃん(真ん中)と妻さん(左)
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今回のツアーメンバーのみんな
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今回、合計8名の予定だったが、結局2名がこず、6名で行動をすることに。

こんばんわー、はじめましてー
微妙な距離感をとりつつ、初対面ならではの挨拶を交わす。

さむいっすねー
いやいや
ボリパーの髪めっちゃあったかそうですよ

適度なジョークも交えつつ時間が過ぎる。

穂高の並びに
は他にも数々のツアー会社が並んでいる。

しばらくするとブーーーーンッ!という音と共に4WDのジープ音が聞こえてくる。

お!ジープ来た!

しかし穂高の前を過ぎ去り、違うツアー会社の前で止まってしまった。

なんだ他の会社のか。

ブーーーーンッ!

お!またジープ来た!

なんだ、また他の会社のか。

私たちのジープはいっこうにやってこない

こんなやりとりを繰り返すこと数回。。。。
気がつけば周りには私たちしかいない。
すでに時間は20分を過ぎている。

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まぁ日本とは違うからね、時間通りこなくても仕方ない。
あと少ししたらきっと来るよ。

そんな風に自分たちを励ましあい、更に10分、20分と時間は過ぎていく。

当然私たちもただ待っているだけでなく、穂高のドアをノックしたり、穂高に電話したりしているが、穂高はただの営業所なので当然この時間は営業時間外なので出るわけがない。

途中野犬に襲われそうになるしょうご君、しょうご君は野犬が苦手である。
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待つこと1時間を超える。
時計はすでに朝の4時を過ぎている。

もぉーーーーー待てん!!!!!!!!!

誰かがそう言った。気がする。

こうなったら営業開始まで待って抗議してやる!
私たちの怒りはピークに達していた。

こういうのは朝一で抗議するのが大切。
営業時間を待って抗議だ!大和魂をみせつけてやる!

調べると営業開始は朝の6時
あと2時間近くある。

でもさすがに寒いからどこか入ろう。ということになり、穂高の近くにある24時間やっているというカフェで待機することに。

これからどう詰め寄るか作戦会議をしつつコーヒーで体を温める。
左からあつし君、みきさん、そんちゃん、しょうご君、私、妻さん(撮影)
★ボリビア(ウユニ)★_170612_0044

みんなの旅の話で盛り上がる。
もう初対面だったあの時の距離感はない。

みんな友達、LOVE&PEACE
あつし君ボリパー

そうこうしてるうちに営業開始の6時になる。
私たちの体力の限界も近い
スタッフが出勤してきたら速攻で抗議をするためにカフェを出る。

朝6時、いよいよ私たちの戦いが始まる、、、、、はずだった。

しかし
6時10分、15分、30分になってもまったくスタッフがくる気配がない。
もちろん電話もでない。

なんで誰もこねーんだよ!
誰かがそう言った気がする。

すると偶然通りがかったおっちゃんが教えてくれた。
「オープンは8時からだよ」と。

8時からだと!!!!!!
みんな鋭い視線でおっちゃんを睨む。
※おっちゃんは何も悪くない。

寝不足だし、寒いし、頭が働かない。
来ると言ったものが来ないし、6時と思っていたものが8時だったり
もう何が何だかよくわらない。

すでに3時間半近くも待ってる、あと1時間半も待てないし待ちたくない。

眠い。。。

「一旦宿もどろっか」
みんながそう言った気がする。

私たちは8時にもう一度集まることを約束してその場を解散したのだった。

どこか悲しげなみんなの背中、行き場を失った怒りと疲労感が漂っている
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朝6時にカフェの外からみた朝焼け
それはそれは、、、東京のものと変わなかった
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生まれたてのダイヤモンドはどこへいったんだ!!

□嘘か本当かサントスの言い訳を聞いてやった!

結局、朝の8時に再び穂高に集まった私たちは、溜まりに溜まったうっぷんを
大人らしく丁寧に、そして論理的にぶちまけ、しかるべき対応をきちんと取ってもらうことができました。
鬼の形相で詰め寄ってくれたしょうご君ありがとう!

翌日のAM3時にツアーリベンジです!

しかしながら、気になったことがあった。
ドライバーはいったいなぜ来なかったのかということ。

私たちの予定をすっぽかしたのはサントスというドライバーだった。
そして何とそのサントスが今からこっちに来るということになった。

サントス登場
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こんな満面の笑顔の写真を載せてしまってごめんサントス
これじゃあ反省の色がまったくないように思われるけど、登場した時はちゃんと申し訳なさそうな顔をしていたのはちゃんと知ってるからね!

サントスの言い分はこうだった

昨日、つまりは私たちのツアーがあった日前の日
サントスの子供が体調を崩してしまい病院に付き添っていた
そしてサントスはツアーに行けないことを穂高の社長に電話をしていたが
それがなぜだか穂高のスタッフまで連絡がいかなかったとのこと

つまり、連絡の連携ミスが起こったということだ。

サントスの子供が体調を崩してしまったのかどうかはわからない
本当に社長に連絡をしていたのかはわからない
社長がスタッフに連絡を怠ってしまったのかどうかはわからない

何が嘘で何が本当か
はわからないけど、とりあえず私たちはサントスを信じるよ
翌日ちゃんと遅刻しないで来てくれよな!

□その後の話。

ウユニ到着から長時間のツアー待ちで、ほとんど寝ていない私たちはもはや体力も残りわずか。
とりあえず宿で少し寝るかと思っていた矢先、なんとボリビアのラパスで出会ったかんたろう君&ゆかちゃんと偶然の再会!しかも同じ宿というダブル奇跡!

ウユニは出会いの多い街である!

そんな偶然かつ奇跡の再会を果たしてしまったらテンションが上がらないわけがない、眠い体を叩き起こし、すぐさま情報を共有し、さっそく穂高でツアーを組むことに。

さっき詰め寄った穂高のスタッフに、すぐにまた会いに行くのはちょっと気まずかったが高ぶる気持ちは抑えることができない。私たちも一刻も早くウユニ塩湖を拝みたいのだ!

穂高の良いところはレギュラーのタイムスケジュールはありつつも、交渉次第でイレギュラーなスケジュールを組むことができることである。

今回私たちが組んだスケジュールは、何と昼の12時から夜の10時までのプランである。
デイタイム(鏡張り)、サンセット(夕焼け)、スターライト(星空)を一度に楽しんでしまおうという欲張りプラン。

ネタバレをしてしまうと、このプランは不完全燃焼で、スターライトはさすがに夜の8-9時では月がまだまだ明るくて見ることできなかった。スターライトはやはり朝3時からのプランが最適である。

それにしても昼12時からとなるともはやほとんど寝ることができない。
しかもその後、また朝の3時からリベンジツアーが待っている。

ここは踏ん張りどころだ!私たちもウユニ塩湖を一刻も早くみたい!
疲れた体に鞭を打ち、もはやその思いだけが燃料になって体は動いている。

このツアーのこともここで書いてしまうとかなり長くなってしまうので割愛するが、何が言いたかったかというと、このツアーのドライバーはサントスだったということ。
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そして昨晩の汚名を晴らすかのごとく、サントスはベストパフォーマンスを繰り出してくれたことである。

トリック写真を撮るために塩の大地に寝そべってくれ
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撮影をチェック!
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場所がズレれば的確な修正指示を出してくれる男、それがサントスである!
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実はとても紳士で素敵な男であったサントス。

だが私はサントスに一言いいたいことがある。
このツアー夜の10時までだけど、次の朝3時のツアー絶対寝坊するなよ!

時間は回り、翌日朝3時

サントスは寝坊せずちゃんと来てくれ、無事に満点の星空、生まれたてのダイヤモンドを見ることができました。

天の川がくっきりと見える星空
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宇宙との交信
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だんだんと明るくなってくる中でジャケ写風のポージングをとる私たち
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ただ立っているだけで画になるウユニ塩湖
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待ちに待った生まれたてのダイヤモンド
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こんなすばらしい景色を見せてくれてありがとうサントス、いつかまたウユニで会おう!
※夜のドライバーはトリック写真撮影などの仕事がほとんどないので、サントスは車で爆睡でした。

ウユニ塩湖に行こうと思った時に役にたつ、実用的な話しはこちら↓↓
【絶景のウユニ】自分がもう一度行くなら意識しておきたいこと10選

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