昨年、世界一周の新婚旅行から帰ってきて、もう絶対に満員電車になんか乗らん!
残業とかやらん!通勤時間長いとか本当無理!
って思っていたにも関わらず
現在通勤片道2時間で順調に社畜の道を歩んでる@こんぶろぐです。
最近めちゃくちゃ思うことがあります
季節が温かくなってきたからでしょうか
「あー旅したい、、、」
そういえば去年の今頃何をやっていたっけな?
そうだ南米にいたんだ!
危うく忘れてしまうところでした。
あの頃の気持ちを!あの絶景を!ウユニ塩湖の絶景を!
そんなこんなで今回は「もしもう一度自分がウユニ塩湖に行くなら意識しておきたいこと」を10個くらいまとめてみました。
もうすでに行ったことがある人は「確かに!」と納得いただき
これから行こうと思っている人は「あーそうなんだ!」と思ってもらえたら
社畜冥利につきます。
TODAY’Sこんぶ出汁
●もう一度行くなら意識しておきたいことを10個くらい
※TODAY’Sこんぶ出汁(ダシ)とは昆布出汁が料理の味に深みを与えておいしくしてくれる様に、みなさんの海外旅行に深みを与えて、少しでも”おいしくなる情報”を今後も少しづつ記事内に混ぜ込んでいきたいと思っています。
□そもそもウユニ塩湖って何?美味しいの?
はじめに伝えておくとウユニ塩湖は美味しいです。
かなりしょっぱめです。
塩湖だからね。
奇跡の絶景、死ぬまでに一度は行きたい場所などで度々見聞きするウユニ塩湖
写真を見ればアッ!何かでみたことある!
となるであろうあの場所です。
本屋の旅行コーナーやネットで”絶景”とググれば絶対に目にするので、全世界共通でみんな知ってるスポットなのかと思ったら案外そうではありませんでした。
ポーランドの電車で仲良くなって、ハンガリーで飯を食い、アメリカでホームパーティーに呼んでもらったアメリカ在住の友人およびその兄弟たちによれば「Oh-Beautiful!」「Wonderful!」なスポットだったようなので、おそらくここまで有名なのは日本人にだけなのかも知れません。
ウユニ塩湖とは
ウユニ塩湖は南米ボリビアのアンデス山脈に広がる塩の大地です。標高は3,700m、南北100km、東西250kmの世界最大の塩湖です。
遥か昔、海底だった場所が長い時間をかけて隆起し、大量の海水だけが山野上に残されて、できあがった場所だそうです。そして、広大な塩の大地に雨が降り、湖面に薄く水が貼ると、その水面は鏡となって、空を完璧に反射します。一歩、塩湖に足を踏み入れると足下まで360度に広がる空。その光景は、多くの旅人から世界一の「奇跡」と呼ばれています。以前より訪れやすくなったとはいえ、旅行雑誌などではまだまだ情報が少ないのも事実。
tabippo.net
こんな場所です。
そもそもボリビア自体私たちも旅行に出るまでどこにあるのかいまいち知りませんでしたがここでした。ブラジルの隣。
ncm-center.co.jp
私たちが南米にきた最大の目的もやはりこのウユニ塩湖を死ぬまでに一目でいいから見てみたかったからに他なりません。
そんな憧れの地だったウユニ塩湖ですが、実際に行ってみると、これがまた、、、
行くのも大変だし、シャワー貧弱だし、その上寒いしで、必ずしも良いことだけじゃなかったのもまた事実でした。
□もう一度行くなら意識しておきたいことを10個くらい
憧れだけで行くと痛い目をみる。楽して絶景みれると思うなよ!
大自然にそう言われた気がします。もちろん敵は自然だけではありません。
意識しておきたいことその①
ウユニ塩湖がある場所はめっちゃ高地!
なんとなく水があるし、”湖”って漢字が使われているということから、低い場所のイメージが湧いてきてしまいますがここは標高4,000m近くの高山地帯にあります。
みななろう(3,776m)で有名な富士山よりも高い
富士山の上で生活したことがある人がどれくらいいるでしょうか、、、
当然、標高が高くなると体に色々な異変が起こります。
消化機能の低下、風邪、そして何よりも怖いのが”高山病”です。
めまい、吐き気、嘔吐、頭痛、高熱、寒気
こんな状態でどうやって絶景を楽しめというのか。まさに高地の洗礼です。
高山病は高地に順応していない人なら誰もがなる可能性があるものですが、なりにくい方法というのはあります。現に私たちは高山病にはかかりませんでした。
高山病にかかりにくくなる方法
1,ゆっくりと高地に順応させてから行く!
なによりもこれが一番効果的!
日本からウユニに行こうと思うとつい時間の都合もあるので、日本→乗り継ぎ(アメリカとか)→ボリビアの首都ラパス→ボリビアのウユニのコースで行きたくなりますが、これは王道の高山病ゴールデンコースです。
ラパスがすでに標高3,600m近くあるので、飛行機降りていきなり高山病コースなので、ここは焦らずスケジュールを見直して、ウユニ以外の南米の見どころも楽しみながら高地に順応させていくのがベストです。
私たちはビビリなので(特に妻さんがw)以下のようにゆっくり順応コースで行きました。
ペルー(リマ)→ペルー(パラカス)→ペルー(ナスカ)→ペルー(アレキパ)→ペルー(クスコ)→ペルー(マチュピチュ)→ボリビア(コパカバーナ)→ボリビア(ラパス)→ボリビア(ウユニ)
時間がなかったりナスカの地上絵に興味はないけどマチュピチュは見てみたいという人はペルー(リマ)→ペルー(クスコ)にダイレクトでいく人たちも大勢いますが、クスコの標高は3,400mあります、しかも途中で4,000m級の山道をバスで越えなければならないのでバスの中で高山病になる人が大勢います。
2,どうしても余裕を持ったスケジュールが組めないときは薬に頼れ!
高山病には予防薬というものがあります。血中の酸素量を増やしてくれるというもの。有名なのはダイアモックスとかアセタックとか。高地にいく2日前から飲み始めるとか飲み方にコツがあるので事前に調べておきましょう。
日本でも購入できるし、現地の薬局でも購入できます。
ただし、予防薬を飲んだからと行って100%高山病にならないというわけではありません。
意識しておきたいことその②
ホテルのシャワーにはまったく期待できない!
高山病につぐ高地の洗礼だと個人的には思っているこの問題。日本にいるとあったかいお湯がドバドバ使えますが、高地のウユニではそれは期待してはいけません。
高地だと水の沸点が低いので、平地だと100℃で沸騰するお湯がもっと低い温度で沸騰してしまうのでお湯がぬるいんです。なので高地にあるホテルでは電気の力で温めているのですがこれがまったくもってあったくない、しかも水量がこれでもかというほど弱い!もうまったくイケてないのが高地のシャワー事情です!
しかもたまに感電しますw
意識しておきたいことその③
ボリビア飯は言われいているほど不味くはない!
ウユニがあるボリビアという国にいくと「ボリビア飯」という言葉をよく聞きます。高地にあるボリビアではシャワーと同じようにお湯がぬるいので麺や米が美味しくないというのが理由でこういう言葉が生まれたのでしょう。
実際ネットで検索すると「ボリビアの飯はマズイ」的なことがかなり書かれています。
が、個人的には言われているほど不味くはなかったと思いました。そりゃ日本の料理と比べちゃいけませんが、高地ボリビアにはボリビアらしい料理があり個人的には大好きです。
ボリビアでパスタとか食べようと思うから期待を裏切られるわけで
ボリビアにいったら黙ってリャマ肉食ってればいいんです!
このリャマ肉丼はめちゃくちゃ旨かった!20ボリ(約320円)
ウユニ村でたまに開催される市場の屋台飯も美味しいです!量はちょっと少なめ!
露店で売ってたサルティーニャ、一瞬で売れ切れるほどの人気でした!5ボリ(約80円)
意識しておきたいことその④
ウユニに着いてからのスケジュールの立て方が大切!
ウユニ村に着いてからウユニ塩湖に行くためにはツアーで行かなくてはいけません。日本人に人気のツアー会社である穂高(hodaka)の基本のツアースケジュールはこんな感じ。
ツアーは5人から7人でのワリカン制です。7人集まれば一人約2,000円なので、ウユニに来る人は大体何回かこれらのツアーに参加します。5回とか6回とか参加している人もいました。スゴすぎ!
1回あたりのツアー時間は6時間くらいなので、自分の体調と相談しながらスケジューリングしましょう!
意識しておきたいことその⑤
鏡張りが一番見れるのは15時頃、星空が良く見られるのは朝の2時以降!
ウユニ塩湖について勘違いしていたことがありました。それは、、行って水があれば必ず鏡張りが見られると思っていたことです。もちろん風とかそういう条件は揃った上で。
ウユニ塩湖に行ってやっぱり一番見たいのはどこまでも広がる鏡張りの絶景と満点の星空かと思いますがそれらがよく見られるには最適な時間帯があります。
例えば鏡張りであれば
12時とかに着いてもこんな感じです。
絶景ではあるのですが鏡張りにはなっていません。
次がこれ
ちょうど陽が傾きかけてくる15時頃になるとやっと鏡張りになってくれるのです。
夜も同じで星空が良く見える時間帯というのがあります。
それが夜中の2時以降。ちょうど月が無くなってきて暗くなるので絶好のロケーションになります。
あと星空ツアーに行く上で意識しておきたいのが”月の満ち欠けの日程”です。満月だと空が明るすぎて星が見えにくので、新月に近ければ近いほど星空の条件としては最高です!
意識しておきたいことその⑥
テンションの差に気を遣ってあげよう!
ウユニに到着するとめちゃくちゃテンションが上がります。そりゃずっと行きたかった夢のような場所に、高山病を乗り越えて苦労してやっと着いたんだから当然です。今すぐにでもツアーに参加したい!ウユニ塩湖を見に行きたいと思うでしょう。
着いたばかりは己の本能に従って、テンションに従ってハシャげば良いんです。ジャンプしたり、寝転んだり、怪獣と戦ったり、プリングルスから出てきたり。
そして気がつくでしょう。
自分がすっごく疲れていることにw
これらのトリックアートを上手く撮るのは実はめちゃくちゃ大変なんです。体力めっちゃ使います。
さっきも書きましたが、ウユニでは何回もツアーに参加することは良くあることです。
でもそれは決して何回もトリックアートを撮りたいわけではないんです。
ただただ、あの絶景の中でぼーっとしたい人もいたり、雲の違う感じを写真に撮りたい人もいたり。
言いたいのは、何度もツアーに参加している人と初めてツアーに参加する人とはテンションに差があるということが良くあるので、ツアーのチームを集める時とかお互い気を使ってあげたほうがみんな幸せになれるのではないかということでした。
意識しておきたいことその⑦
持ち物がめっちゃ汚れる!特にズボン!
ウユニ塩湖では良くジャンプをします。鏡張りで遊んだりトリックアートを撮ったりするので。
当然ウユニ塩湖に張ってる水は塩水なので、飛び跳ねた水は乾くと白い跡がめっちゃ残ります。なのでウユニ塩湖に行く時は必ず汚れても良いズボンと上着で行きましょう!
意識しておきたいことその⑧
隠れた名アイテム!日本からビニール袋2枚と足裏用ホッカイロを持って行くべし!
水が張っているウユニ塩湖では長靴が必須。ただ長靴は持って行く必要はなくツアー会社でレンタルできます。ツアー料金に含まれています。
レンタルあるあるですが、たまにこれらの長靴、、、穴空いてます。
なので靴の中に水が染み込んでくるんです。
その状態で3時間も4時間も水の中にいたら足が寒くて最悪です。ジャンプなんかしてる余裕ありません!それを防いでくれるのがビニール袋2枚と足裏用ホッカイロです。
しかもビニール袋は日本から持って行きましょう!海外のビニール袋は90%穴が空いているので。(経験談)
意識しておきたいことその⑨
ウユニ塩湖でやりたいことは事前にまとめておこう!
穂高ツアーの良いところはスタッフが日本人慣れしていることです。何十組、何百組と日本人の相手をしてくれてるうちに心はもう日本人です。きっと。
彼の名前はサントス、こっちが何も言わなくても色々な写真を撮ってくれます。
これがこうなります。怪獣VS妻さん
ウユニ塩湖では色々なことに挑戦できます。
水の無い塩の大地、どこまでも続く水鏡の世界、太陽が2つになる夕焼け時、宇宙のような星空の中、どれも時間ありきの短期勝負ですなので事前にこれらの世界でやりたいことや必要な小道具があればしっかり準備していきましょう!
意識しておきたいことその⑩
ウユニ塩湖以外で是非行ってもらいたいスポット!
個人的にこの旅行の中でもかなりツボだった場所!それが「列車の墓場」です。
ツアーでも行けますが、わざわざツアーで行く必要ないので自力で行きましょう!穂高ツアーの場所からだと歩いて片道40分-50分くらいかな?
すでに廃線になっている線路道をひたすらまっすぐ行くと見えてきます。
廃墟的な雰囲気が好きな人は何時間でもいれてしまう場所なので、昼飯を食べたあと散歩がてらにでも行くとよい運動になります。
比較的治安は良いウユニですが、ここら付近は人があまりいないので夜はやめておきましょう!あと野犬も出るので要注意です。
「自分がもしもう一度ウユニ塩湖に行くなら意識しておきたいこと」でした。10個くらいと逃げ道つくっていましたが何とか10個ちょうどにまとめることができました!よかったよかった!
出会い、スリル、美味い飯!そしてやっぱり絶景が旅の醍醐味です!
世界の次はやはり日本の絶景を!いつかは北海道トマムの雲海テラスに行ってみたい!
これを読んだらむしろもう南米に行くたくなくなるかも、、、
■お知らせ
何でも相談!世界一周夫婦による出張講座!
ちょっと大げさなタイトルですが
いつかは世界一周に行ってみたいと思っている人がいたら、悩んでないで何でも相談してください!
不安なことやわからないことは山ほどあると思います。
大抵はネットで調べれば答えは出てきます。
でもそれを1つ1つ調べていたら時間がいくらあっても足りません。
それに、ネットばかり見ていると見たくもない余計な不安事も引っ張ってきてしまったりして
ネガティブな気分になることもあると思います。
ネットの中の情報は時に真実で、時に過剰です。
せっかくのその”行きたい”という気分を大切にしてください!
また、世界一周だけに限らずこんなことで悩んでいる人、こんな事を目指している人の
相談にものれます!
●夫婦で旅をしたいと思っている人
●世界一周とまでは言わないけどアジア周遊とかしてみたいと思っている人
●1人旅にチャレンジしたいと思っている人
●いい加減、旅行会社のツアーに頼らない旅行をしたいと思っている人
旅をするにあたっての各種必要な役所の手続き、本当に必要な持ち物、絶対に持っていったほうが良い持ち物、旅のルート、現地での格安SIMカードの買い方、便利なアプリ、格安航空券の取り方、宿の取り方、現地ツアーの申込方法、帰国後の面倒な手続き、旅先の治安、オススメの場所、最低限必要な英語力といった具体的なことから、私たちが結構ずっと不安だった「現地に着いてからまず何をすればいいんだろう?」といった不安事まで何でも相談していただけます。
連絡方法:このブログやFacebookにコメントやメッセージをください。
訪問場所:東京都内(カフェでも公園でも!)
相談人数:1名でも2名でも複数でも大丈夫です
相談形式:質問者の相談にのります
相談時間:1時間くらい
相談費用:無料ですがカフェであればカフェ代をご馳走ください。
相談のご連絡お待ちしてます\(^o^)/
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この旅行ではじめてちゃんとしたカメラを持った私たちが撮った「奇跡の1枚」たちです。
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