こんにちは@こんぶろぐです。
12月ももう中旬に入ってしまっている中、私たちは”アジア最後の秘境”と呼ばれているミャンマーを終えて、今一度タイのバンコクにいます(・_・)
あれ、、、?
予定ではすでに11月にインドで瞑想を習得して、12月には華麗なるヨーロッパに入ってきらびやかなクリスマスムードを満喫しているはずだったのに、、、、なぜだ、、
スケジュール通りに進めるって難しいですね(T_T)
さて今回はちょっと番外編。
スケジュールの再考を迫られている私たちに降りかかった、とあるトラブルについての話です。
TODAY’Sこんぶ出汁
●バンコクの病院が高級ホテル並に豪華すぎてビックリ!!
●結局、爪の黒い線は何だったのか?
※TODAY’Sこんぶ出汁(ダシ)とは昆布出汁が料理の味に深みを与えておいしくしてくれる様に、みなさんの海外旅行に深みを与えて、少しでも”おいしくなる情報”を今後も少しづつ記事内に混ぜ込んでいきたいと思っています。
□爪にある黒い線は、、、、まさか癌??
もはやスケジュールが1ヶ月半もズレにズレまくってしまっている私たちはここで幾つかの選択に迫られていました。
選択肢
① 当初の予定通りインドに入るが、なんとかクリスマスシーズンのヨーロッパ(西欧)に間に合わせるべく、超高速でインドを横断、その後にヨーロッパに入る。
ルートとしては常に西に進むので無駄がないルートと言えます。
② インドを超高速で周ってしまうのはもったいない!インドはひとまず保留にしておいて、先にヨーロッパに飛んでしまい、その後インドに戻るようにして入る。
西(ヨーロッパ方面)に飛んで、その後戻るように東(インド)に入り、更にその後また西(アフリカ方面)に戻るのでルートしてはかなり無駄ができてしまいます。
③スケジュールの辻つまを合わせるため、いっそうのことインドは諦める。当初の予定通りヨーロッパのクリスマスを満喫する。
うーんかなり悩んでいます。。。
インドにもちゃんと寄りたいし、クリスマスシーズンのヨーロッパも楽しみたい٩(′д‵)۶
でも費用も抑えなきゃいけないから飛行機に乗りまくることもできないし、、、
Σヽ(`д´;)ノ ぬうおおおお!
金よふってこい!金よふってこい!金よふってこいーーー!
こんな感じでタイのバンコクのカフェでパソコンと世界地図とスカイスキャナー(格安航空券検索サイト)と真剣ににらめっこをしていた私たち。
アレコレこうするといくらかかっちゃうなー
こっちに先に飛んだ方が金額としては安いなー
あ!でもこの便だと到着が朝の3時だ・・・
げ!昨日まで安かったのに値段が倍に増えてやがる!
などなど、修正プランの作成に大忙しです。
するとその時、、、ふと自分の手が気になった私。。。
( ゚д゚)!!!
何かに集中していると、ふいにどうでもいいことが気になることってありますよね?
私:ねぇ。
妻:どうしたの?
私:おれの手ってどこか変かな?
妻:いや、別にそんなこと無いと思うけど、、、どうしたのいきなり?
私:おれの爪に黒い線があるんだけど知ってた?
ヮ(゚д゚)ォ!
私:え?なになにその顔?どしたの?
妻:これヤバイやつじゃない!?
(゚Д゚)ハァ?
私:マジで!?
(゚A゚;)ゴクリ
なんじゃこりゃーーーーーーーーーーーー!!
そこには私の爪にある黒い線と似たような線も写っているではありませんか。。。
私:え、えーと、、、おれ癌なの??
妻:わからないけど、、、可能性はあるよね。鳥肌たったわー。
私:だよね、、、どうしよっか。。。
妻:今せっかくバンコクにいるんだから病院にいく?これからインドに入った場合、ここよりもいい病院は期待できないだろうし。
私:へ?今から?、、、だって別に今は痛くもかゆくもないよ?
妻:こういうのは早く診せといたほうがいいよ!これがずっと気になってるのも嫌でしょ?
私:う、うん、、、それもそうだね。じゃあとりあえず病院にいく準備しよっか。。。
こんな感じでスケジュール再考の状況から一転して、いきなり病院に行くいくことになった私たち。果たして本当に癌なのか、、、?
□バンコクの病院がホテル並に豪華でビックリ!!
すぐさま海外旅行保険会社に電話して事情を説明。
症状を伝えたあと、オペレーターの反応に一瞬間があったことは言うまでもありません。
今回行ってきた病院はここです!
バムルンラード国際病院(Bumurungrad International Hospital)
バムルンラード国際病院
バンコクの中でも最大級の病院!しかも日本語対応可です!
なんとこの病院は東南アジアで一番最初にアメリカの国際医療機能評機関の認定を受けた病院とのこと。
盲腸の手術で数百万かかるアメリカの認定をうけているとは
なんて心強いことでしょうか!!
保険会社によると特に予約とかは無いそうなので7:00〜19:00の日本語対応スタッフがいる時間内に行ってくれとのことでした。
ホテルから向かうこと約20分。最寄り駅はBTSスクンビット線の”ナナ駅”です。
正面入口からしてすでに大病院感がかもしだされています!
【診察に必要な持ち物】
●海外旅行保険証
●パスポート
【診察の流れ】
①まずはクリニックビルにある10Fのスカイロビーに向かいます。
②受付(日本語対応可)に行きます。
10階にはなんと日本人患者様専用のラウンジがありました!日本人はそんなに多いのか?
場所がわからなければスタッフに「ジャパニーズ」と言えば案内してもらえます。
受付スタッフに声をかければ呼んでくれます。
ラウンジ内にあるフリーのコーヒーやお茶、野菜ジュースを飲んで待ちましょう!
受付スタッフはタイ人の男性でしたが日本語堪能です!
日本語が通じる安心感( ´ー`)フゥー
呼ばれたらここで諸々書類に記入します。
名前とか滞在中のホテルとか日本の住所とか症状とかです。
パスポートもここで渡します。写真も撮られます。
あと診察の時に日本語通訳が必要かも聞かれたので
もちろんYES!
諸々手続きが終わると諸々資料を受取、診察場所と時間を案内されます。
私たちは同じクリニックビル内にある皮膚科に行ってくれと言われました。
③診察です。
エレベーターで所定のフロアに行き、先程受け取った資料を受付に提出します。
ここではしばらく待つかもしれません。私たちも30分くらいは待ちました。
ここにもコーヒーやお茶、野菜ジュースがあるので気長に待ちましょう!
豪華なソファまであって、まさにいたりつくせりです(・∀・)イイ!!
女性スタッフに名前を呼ばれたので向かいます。
この女性は英語オンリーだったので一瞬焦りましたが、、、
すぐに日本語を話せるスタッフが合流してくれました!
と思ったら、さっきの日本人専用ラウンジにいた男性スタッフでした。
これでひと安心!
緊張の診察室・・・
目の前には恐らくタイ人と思われる先生。
大柄で色黒。白衣の白さが余計に肌の褐色を浮き立たせています。
ゴツい指輪とネックレスを身に付けていていかにもお金持ってそうな風貌です。
ここから通訳を交えた先生との会話です。
先生:今日はどうしましたか?
私達:はい、親指の爪の部分に黒い線が出来てしまって、ネットで調べたら癌の可能性があるということだったので診察に来ました。(爪を見せる私)
先生:うーん、どれどれ?
先生:( ゚д゚)これは、、、
先生:ただの「皮膚の炎症」だね。
私達:はい?肌?いえいえあのぉ爪を見てもらいたいんですけど。。。
私達:(というかコレって荒れてるのか?前からこんな感じだった気がするけど、タコとかじゃないのかな、、、)
先生:肌が炎症すると「爪にこういう黒い線」がでることがあるんですよ。
私達:は、はぁそうなんですか?じゃあ癌とかじゃないんでしょうか?ネットだとすごくコレに似た黒い線が癌の兆候だって出てるんですけど。。。
先生:癌の場合はもっと黒くなるんだよね。これは薄いでしょ?だから癌じゃないよ!
私達:そうだったんですね。もう一度お聞きしますが癌じゃないんですよね先生?
先生:うん。そこまで心配するなら検査もできるけどする?検査する場合、爪剥がして中をちょっと削ることになるけど大丈夫?
私達:これは肌荒れですね先生!ありがとうございました!
こんな感じで先生とのやりとりを15分ほど行い診察は終わりました。
爪はがされるとか、、、怖い(゚A゚;)
それにしてもまさかただの肌荒れだったとは、、、、(本当か?)
④支払いと処方
同じフロアにあるカウンターで支払いです。
支払いはキャッシュレス対応だったので書類にサインをしてあっという間に終わりました。
続いて向かいのカウンターに行って薬を処方してもらいました。
もらった薬がこの2種類
(右)ステロイドが入った塗り薬。朝と寝る前に患部に塗ってくださいとのこと。
(左)ハンドクリーム。乾燥する部分どこにでも塗ってOK!普通のハンドクリームです。
それにしても、、、ステロイド入りの薬3本にデカイサイズのハンドクリーム、、、
こんなに必要ないだろう、、、あぁまた荷物がかさばってしまう(ー_ー)
□結局この爪の黒い線は何なのか?
今回この爪の黒い線は「肌荒れからくるもの」として診断されて、ハンドクリーム系の塗り薬を処方してもらうことになったわけですが、、、肌荒れで爪に線って入るものなのかなぁ。。。
今はそこまで深追いできない状況なので、しばらく薬を塗って様子をみて、悪化していたら日本に帰って病院にいってみようと思います。
それにしてもこんなきっかけでまさかバンコクの病院に行くことになるとは、、、
人生何があるかわかりませんね。
とりあえず緊急入院とかではなかったのでひと安心(大袈裟ですね!)
□結局ルートはどうなったのか?
肝心の今後のルートですが、結局インドはゆっくり周りたいし、ヨーロッパのクリスマスも行ってみたいよねということになり、インドはヨーロッパの後のお楽しみになりました。
なのでまずはアラブ首長国連邦のドバイに立ち寄って、ちょっとアラブな雰囲気に揉まれてからヨーロッパに向かいます。
爪の黒線が濃くなりませんように!
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