番外編【はじめての海外旅行】いまさら聞きにくい?海外旅行しないまま大人になってしまった人へ。

はじめての海外旅行

こんにちは@こんぶろぐです。

私たちは今、夫婦で世界一周に出てからだいたい9ヶ月くらいが経ちました。
現在は南米ペルーのナスカという街で若干食あたり気味です(;´д`)トホホ…

今回はちょっと番外編です!

実は南米の後、アメリカで妻さんの妹さんが合流することになりました\(^o^)/
ですが妹さんはこれまであまり海外旅行に行ったことがないとのこと。

思い返せば、私たちも今でこそ世界一周なんてことをしていますが、出発する前は二人共数えられる程度しか海外になんて行ったことはありませんでした。
年に何回もフェイスブックとかにアップされてくる友達の海外旅行写真がめちゃくちゃ羨ましかった。

初めての海外は準備の時から不安だらけでした。

今のこの時代、分からないことがあればネットで調べようと思えばなんでも調べられます。
ですがネットって”調べたいワード”が分からないと調べられませんよね。

私たちが世界一周する時もそうでしたが、初めてのことをやるのに、そもそも”分からないことが分からない”状況でした。ネットで調べるにしても何を検索していいのか分からないんです(>_<)

だから手当たり次第本屋で旅行本を買ったり、ネットで何時間も何日も手当たり次第検索しまくって情報を集めたりしていました。
なんて時間とお金を浪費してしまっていたことか。。。

eab2bad3c6e3af4c1a4ba9f66313e791_s

本当はこんなことはその都度経験者に聞けちゃえば一番てっとり早いんですが、そこは変なプライドが邪魔したりして上手く聞けなかったりしてしまいました(´д⊂)‥

すごくよく覚えているエピソードがあります。

私が社会人として数年が経った頃、とある広告キャンペーンのノベルティグッズを作るために中国に出張に行くことになりました。
その時は仕事で海外出張とかめっちゃラッキーだな!と想う反面、学生ぶりの久々の海外だったことや、仕事で海外に行くんだという変な緊張もあって、何をどう準備したらいいのかまったく分からなくなっちゃっていました。

何を持っていけばいいのか?
お金はどうすればいいのか?
携帯ってどうすればいいんだっけ?

などなど基本的なことも含めて頭の中がぐちゃぐちゃです。

更には、今のように安く海外に行けるようになって、海外との距離が近くなればなるほど、海外に慣れていない自分、海外に行ったことの無い自分がとても恥ずかしく思えてしまって、そんな風に思われたくないので強がって先輩にも上手く聞くことができませんでした。要は強がってしまっていたわけです。

え?お前その歳でそんなことも知らないの?
そう思われるのが怖かったんだと思います。。。

なので今回は、初めて海外に行こうと思っている人や久々に海外に行くことになった人のために、私たちがこの世界一周の旅で得た”知ってるとちょっと役に立つテクニック”も交えながら、超基本的なことをまとめたいと思います。

一番読んでもらいたいのは妻さんの妹さんですw

細かいことまでは書ききれないので、検索する時の参考にでもしてください!

TODAY’Sこんぶ出汁

●旅行前に最低限しなければならないこと
●飛行機について(乗り方、荷物、便利アイテム)
●治安について(日本の治安と海外の治安の違い)
●お金について(何をどう持っていく?管理の仕方は?) 

※TODAY’Sこんぶ出汁(ダシ)とは昆布出汁が料理の味に深みを与えておいしくしてくれる様に、みなさんの海外旅行に深みを与えて、少しでも”おいしくなる情報”を今後も少しづつ記事内に混ぜ込んでいきたいと思っています。

スポンサードリンク

□はじめての海外旅行で最低限しなければいけないこと。

書店に行けば嫌でも目に入ってくる世界の絶景本、年末年始や大型連休前にはこれでもかと言うほど見聞きする旅行会社のCMや広告、常日頃から流れてくるキュレーションメディアからの意識の高いあおりメッセージ。

そんなこんなで“海外旅行にいきたい!”と思った人は大抵はどこの国に行こうかの目星がすでについているのではないでしょうか?

でも待ってください!海外旅行にはすぐに行くことができません。
最低限しなければいけない準備というものがあります。

①やっぱりまずはパスポートの取得!
どんなに偉い人でも、有名人でも、庶民でも、年配者でも、海外に行くにはパスポートが必要です!車の免許証とか住民票とか、会社の社員証とかではなくパスポートです!

b66a97459a32fde07841326746ea55f5_s

●パスポートには5年有効のもの(青色)と10年有効のもの(赤色)があります。
●自分が住民登録している都道府県のパスポートセンターで取得できます。
●取得にはお金がかかります。5年ものが11,000円、10年ものが16,000円。
●申請する時には必要な書類があります。(戸籍謄本や戸籍謄本、身分証明書など)
●申請してから取得するまでに1週間〜2週間近く時間がかかります。

この申請してから取得まで時間がかかるというのがネックです!
なので海外には行きたいけどまだパスポートを持っていない人はすぐにでもパスポートを申請しに行きましょう!

関連サイト
外務省:パスポートの申請から受領まで 

豆知識1
パスポートは空港だけでなく、ホテルでチェックインする時やsimカードを購入する時(後述します)、ビザを取得する時(後述します)、遺跡などの観光地に入る時など、色々な場面で提示が求められます。無くさないことは当然ですが、白黒でも良いのでコピーを持っていると安心です。

豆知識2
パスポートには5年や10年などの有効期限がありますが、残りの有効期限(残存有効期限)がある一定期間以上ないと入れない国もあるので要注意です!例えばタイやシンガポールでは入国時に6ヶ月以上の残存有効期限が必要です!

②必要であればビザを取得する!
ビザ(VISA/査証〈さしょう〉)のことです。アルファベットで書くとクレジットカードのVISAと同じなので紛らわしいですが、行く国によっては事前に申請が必要になります。

日本はとても恵まれていて、観光目的の場合は多くの国をビザ免除(ビザの申請が必要ない)で入国することが出来ます。

行きたい国が決まっていたらまずその国に入国するのにビザが必要かどうかを確認しましょう!

ビザの申請にはパスポートが必要です。なのでパスポートを取得した後に各大使館(インドビザならインド大使館など)にビザの申請をしに行く流れになります。ビザも当日取得はできないので時間に余裕を持って申請することが大切です。

参考サイト
ビザ要否一覧(日本国籍)

またアメリカやカナダ、オーストラリアの様に、ビザは必要なくてもESTA(アメリカ)、eTA(カナダ)、ETA(オーストラリア)という電子渡航承認システムを事前に承認する必要がある国もあります。
これは「ビザは必要無いけど、テロなどの防止のためにちゃんと安全な人かどうかを事前に教えてね!」というものです。どれもネットから申請することができます。

豆知識
事前にビザが必要な国(カンボジアやインド、バングラディシュなど)の中にはアライバルビザの対応ができる国もあります。これは入国する際にビザを持っていなくても、その場で申請、取得ができるものです。時間もかからず便利なのですが、この規定はちょくちょく変わっているらしいので(インドは特に!)、常に最新の情報を大使館やブログから得る必要があります。

③携帯電話をどうするか決める!
みんな大好きスマートフォン。よっぽどのことが無い限りみんな海外旅行にも持っていくと思いますが、その今使っているスマホをそのまま持っていけば良いってものではないので注意が必要です!

90a732115c0c4158bb84515c63dc9e97_s

携帯をどうするかはどのくらいの期間海外に行くかによって変わってきます。

A:短期間の旅行(2日〜1週間くらい)
よほどのマニアックな人でない限りドコモかソフトバンク、auの会社の携帯を使っていると思います。短期間であれば、ちょっと設定と契約を変えるだけで、今の携帯をそのまま持っていけるので、各携帯会社に相談しに行きましょう!1日2〜3千円払えば、海外でネットが使い放題です。

通話は別途国際電話料金がかけた分だけ発生します。

この時”データローミング設定”というのが、帰国後に高額請求されないための1つのキーワードになるので、この設定についてもきちんと会社に確認しておきましょう!

B:中長期間の旅行(1週間以上)
この場合は短期間の時のように1日2〜3千円も払っていたらそれだけで高額になってしまうので違う対応をとります。それはSIMフリーのスマホを持っていくという方法です。

simとは

SIMとはスマホやタブレットでネットや通話などをするために必要な小さなカードのことです。SIMカードには電話番号などの契約者情報が記録されていて、利用者を特定する役割も果たします。3GやLTEなどの電波はスマホにこのSIMカードを差さないと使えません。

iPhone7とSIMカード

ドコモやソフトバンクなどのキャリアが販売するスマホやタブレットは、そのキャリアでしか使えないようSIMにロックがかかっています。そのためドコモのSIMカードをソフトバンクの端末に差しても使えないですし、その逆も同じです。
参考:サバイブ 

SIMフリーというのは、超簡単に言うとドコモとかソフトバンクとか、auのキャリアにしばられない携帯を使うということです。

これには2つの方法があります。

1つ目はSIMフリーの携帯を買う。2つ目は今持っているSIMロック状態(キャリア制限あり状態)の携帯の制限を解除する方法です。詳しくは家電量販店や各携帯会社に聞いてみてください!

これをすることで、海外のそれぞれの国で売っているSIMカードを買って差し込むだけで、日本と比べると超安くネットや電話が使えるようになります。

ちなみにSIMカードを買ったり、差し込んだりするのって日本からすると慣れませんが海外では普通です。SIMカードは大抵はプリペイド式で売っています。プリペイド式というのは例えば30日間期限で4GBのネットが使えて、電話も30分使用できるカードが2,000円で買えるみたいな感じです。

C:短中期間の旅行(2日〜1ヶ月くらい)
この期間の旅行であれば最近勢いのある”海外でも使えるポケットWi-Fi”も良いかもしれません。

これは国にもよりますがアジアであれば1日500円程度、ヨーロッパであれば1日1,000円程度でネットが使えるようになります。

参考:
Wifiレンタル

豆知識
海外では日本と違ってフリーWi-Fiがいたる所にあります。空港はもちろん、カフェ、ホテル、レストランなど本当にいたる所にWi-Fiが飛んでいます。しかも大体が無料です。なのであえて今のスマホをそのまま持っていって(データローミング設定だけちゃんとして)、ネットはフリーWi-Fiのみを使用するという手もあります。そもそも最近は通常の電話は使わず、LINE電話くらいでしょうし。友達や家族間の電話であればそれでも十分事足ります。

④海外旅行保険をどうするか決める!
慣れない海外はストレスだらけです。日本とは異なる気候、気温、食事、治安、交通などなどなど。
もしかしたら物が盗まれたり、壊れたりするかもしれません。
慣れないストレスで病気になったり、慣れない食事で体調を崩したりするかもしれません。

何よりも、これらの心配をしながら旅行をするのは非常にもったいない!
なので海外旅行保険には必ず入っておいた方がいいです。
それは自分のためでもありますし、一緒に行く友人や家族のためでもあります。

実際私たちは、世界一周に出てわずか1ヶ国目の、しかも2週間で妻さんがデング熱にかかってしまいました。

CM160718-131041001 のコピー

関連記事
インドネシア(ジャワ島)編8 妻の天国と地獄(前編) 〜絶品スープとデング熱〜
インドネシア(ジャワ島)編9 妻の天国と地獄(後編) 〜デング熱闘病記と看病方法〜

この後も、ホテルの洗面台を破壊してしまった時や食あたりなど、保険にはお世話になりっぱなしです。

ただ、ここで注意したいのは、むやみやたらに入れば良いというものではないということです。
もしあなたがクレジットカードを持っているのであれば、クレジットカードにも付帯している保険がある可能性があるので、クレジットカード会社に確認してみましょう!

また、日本で生命保険に入っている場合は、その生命保険会社がカバーできる範囲も確認しておく必要があります!

余計な契約はせず、でもしっかりと加入することが大切です!

もし事前に海外旅行保険に入り忘れてしまった場合は、旅行日当日に空港でも加入することができるので安心してください!

豆知識
私たちの様に世界一周をする様な人たちは、期間が長いこともあって、20万円以上する保険に入っていたりします(;´д`)タ、タカイ…

□飛行機について(乗り方、荷物、便利アイテム)

行きたい国が決まったら次に必要なのは航空券を取ることです。
これはJTBやH.I.S.などの旅行代理店からツアーと一緒に申し込んでもいいですし、航空券やホテルなどを自分で手配してもいいと思います。

簡単なのはもちろん旅行代理店から購入することですが、今の時代これだけLCCと呼ばれる格安航空会社が復旧していることもあるので、若い人であればなおさら、自分で手配するほうが良いと思います。

これからもっと海外との距離が近づいてくるでしょう。その時わざわざ旅行代理店を間に挟んでいては時間もかかるし、手間だし、お金もかかります。早いうちから自分でチャチャッと手配できる様になっておいた方がこれからの時代は絶対に強いです。

とはいえ、やはり初めての時は不安でいっぱいだと思うので旅行代理店に頼ってもいいと思います!

格安航空券を自分で手配するのであればこの
スカイスキャナー
 というサービスが圧倒的に便利です。スカイスキャナーは世界中の様々なLCC(格安航空会社)が出している格安航空券を日付や料金で検索・比較することができます!

①飛行機の乗り方
いよいよ旅行日当日です。出国からの流れをざっくりと紹介します!

1:海外旅行に行くときは、空港に2時間前には着くようにしましょう!
普段時間ギリギリに行動する人もこの時ばかりは時間に余裕をもって行動してください。海外に行くときは荷物検査や出国手続きなどがあるので、思っているよりも時間がかかってしまう場合があるからです。

2:電光掲示板で自分が乗る便とチェックインカウンターを確認しよう!
特に雨や風が強い日などは便に遅れが出ていないかなどをここで確認します。

3:チェックインカウンターでチェックインする!
航空券やeチケットを搭乗券に変えてもらいます。
ここで機内に持ち込まない大きな荷物とはさようならです。鍵をかけていることをしっかりと確認して預けます。荷物を預けると代わりに”預り証”をもらうので、再度荷物が手元に戻ってくるまで大切に保管しておきましょう!

4: セキュリティチェックを受ける!
搭乗券を持ってセキュリティチェックゲートまで向かいます。ここで機内に持ち込む荷物と身体チェックを受けます。これを終えるともう出発エリアに戻ることはできません。見送りに来てくれた家族や友人ともここでお別れです。

5: 出国審査を受ける! 
カウンターで出国審査を受けます。パスポートに出国スタンプを押してもらいます。

1506a5a0c0296214e9fbde497ba31cb1_s

6:搭乗口に向かおう!
高級ブランドショップが立ち並ぶエリアに足を踏み入れますがここで荷物を増やすのはアホなのでほどほどにして、華麗にスルーしましょう。まずは搭乗券に印字された搭乗口の場所に目星をつけることが大切です。LCCの便の場合、搭乗口までの距離が異常に遠いこともあるためです。

その後はカフェなどでゆっくり寛ぎましょう。搭乗時刻(出発時刻の大体30分前)になったら搭乗口に向かいます。

ここであまりギリギリになり過ぎると、港内アナウンスで名前を呼ばれたりして恥ずかしいのでちゃんと時間通りに向かいましょう。

7:機内を満喫&出入国カードを記入しよう!
本を読んだり、音楽を聞いたりして満喫しましょう!長距離フライトの場合は映画が付いていたりするので、飽きないと思います。ただし、LCCの場合は席も狭かったり、モニターが付いてないこともあります。

そして忘れてはいけないのが出入国カードの記入です。座席前のラックに入っていたり、添乗員が配ってくれたりします。出入国カードは大体が英語だったりするので、事前に向かう国の出入国カードの内容をネットで調べておくことをオススメします!

名前やパスポート番号、滞在するホテルの情報、入国する目的、職業などを書きますが、慣れていないとけっこうここでテンパりますw

8:入国審査を受けよう!
その国に入るための簡単な審査を受けます。降りた人たちの流れに沿って行けば問題ありませんが、もし迷ったら”immigration(イミグレーション)”と書かれている方に向かいます。

ここでの注意点は、イミグレーションの列には”現地人用”と”外国人用”の列があったりします。列が空いているからと間違って”現地人用”の方に並ばないように気をつけてください!

大体アジアであれば欧米人が並んでいる列、欧州であれば中国人が並んでいる列が外国人用の列です。見分ける基準にしてください。

入国審査ではいくつか質問を受けることもあります。これは完全に担当スタッフ次第だったりするので聞かれたからと言って焦る必要はありません。大体聞かれることは滞在の目的、滞在期間、宿泊ホテルくらいです。

9:預けた荷物を受け取ろう!
次に向かうのは”Baggage Claim”です。そうです荷物受け取りレーンのことです。入国審査を終えて道なりに進んでいくと、いくつかのベルトコンベアの様なレーンが見えてきます。近くにモニターがあって、そこで自分たちの便のレーンがどこか表示されているのでチェックします。自分の荷物が回転寿司の様に流れてきたら引き取ります。

もし万が一自分の荷物が流れてこなかったら?

いつまで待っても流れてこない場合は、近くのスタッフもしくは“LOST BAGGAGE”と書かれてたカウンターに“預り証”を見せて対応を仰ぎましょう!

また、レーンで荷物を待っていると、似たような荷物が多いことに気がつくはずです。特に黒やグレー、シルバーのスーツケースやバックパックは要注意。なので取っ手に手拭を巻いたりして一目で自分の荷物だ!とわかるようにしておきましょう!これだけでも”LOST BAGGAGE”を防ぐのには効果的です。

IMG_5529 2

10:いざ異国の地、到着ロビーへ!
長い移動もいよいよ終わりです。到着ロビーに出てしまえばそこはもう異国の地!ここを出たらもう中には戻れないので気をつけてください。

豆知識1
旅行代理店などでツアーを組んでいる場合、現地スタッフが待っているのがここ到着ロビーになります。その場合はあまり心配いりませんが、旅行代理店を利用しない人の場合、この到着ロビーが一番の注意ポイントです!

初めの海外旅行でテンションがあがる、いきなりの異国の地でソワソワしたりキョロキョロしてる人は、犯罪者の格好の餌食です。荷物の置き引きやスマホのスリ、ぼったくりタクシーなど細心の注意を払いましょう!

もうずっと旅している私たちですら、はじめての国に着いた時はソワソワします。なのでもしそういう状態になっているなと思ったら、まずはカフェに入ってゆっくりしましょう。大抵到着ロビーにはカフェがあります。そこでフリーWi-Fiに繋いで、空港からの移動方法などを落ち着いて調べましょう。もちろん荷物には細心の注意が必要です!

豆知識2
現地に着いたらどこかのタイミングでやってもらいたいことがあります。それは時刻を合わせることです。
到着ロビーにある時計で現地時間を確認して合わせましょう。当然ですが日本から離れれば離れるほど時差は大きくなります。

②飛行機に持ち込める荷物について
飛行機に持ち込む荷物は大きく分けて2種類あります。
預け入れ荷物(受託手荷物)〈Checked Baggage〉と呼ばれる、チェックインカウンターで預ける大きな荷物と機内持ち込み手荷物 〈Cabin Baggage/Carry-on Baggage〉と呼ばれる自分で機内に持ち込む荷物です。

ここで知っておかなかればいけないのは、それぞれ持ち込めるバッグのサイズ、持ち込める物、個数に制限があるということです。


20160622_010406

ただ、これは正直超わかりにくかったり曖昧な書き方がされていたりします。

選んだ航空会社はもちろん、購入した航空券によってもその制限が変わってくるので、航空券を買う時にきちんと確認が必要です。

イラスト付きでまとめられるわかりやすサイトがありましたので貼っておきます。

参考サイト

機内持ち込み手荷物の制限をチェック
預け入れ荷物の制限をチェック

③機内で役に立つ荷物について
気がつけばもう何回飛行機に乗ったことでしょう、、、
ここではそんな私たちが実際に役になったなと思った便利アイテムをご紹介します!!

●ボールペン
これは先ほどの出入国カードを記入する際に役立ちます。それでなくても、地図に何かを書き込む時や英語でのコミュニケーションが取り切れない時など大活躍します!

●靴下
例え行き先が南国のリゾートでもこれは必須アイテムです。
機内は思ったよりも冷えることがあります。ブランケットを借りられることもありますが、靴下は持っていた方が良いです。飛行機以外にも海外の電車などは、アホか?というぐらい冷房が効いていることがあります。できればくるぶしタイプでは無いタイプがオススメです!

●靴下を履いていても履けるタイプのサンダル
機内で長時間過ごすのに靴を履いていてはダルくてしかたありません。さっさとスリッパやサンダルに履き替えてしまいましょう。別に高い物である必要はまったく無く、100円均一とかで売られている物で十分です。

●アイピローとネックピロー
これは私と妻さんで意見が別れました。私はどこでも寝られるので両方必要ありませんが、妻さんはネックピローは必須だと言っています。アイピローに関しては、初めは付けていたのですが、途中から防犯的になんかやだなーと思って付けなくなりました。
ちなみにネックピローはビーズタイプと空気タイプがありますが、不意必要時にかさ張らないように空気タイプが良いと思います。ただ、膨らます時に結構息切れするので、小型の空気入れがあると便利です。100円均一で売っています。

●目薬、マスク、リップクリーム、キャンディー
機内の乾燥、寝てしまった後の目の乾燥、近くに咳をする人がいてしまった時の対策としてあると重宝します。欧米人は体臭や香水が臭かったりもするので、、、

●適当な大きさのビニールバッグ
色々出してしまった物をとっさのタイミングで一瞬でしまえる優れものです。機内で脱ぎ着した服や水などを、いちいち席を立って天井に閉まってあるバッグを取り出して入れるのが面倒な時に役にたちます。少し大きめのコンビニの袋レベルで十分です。

□治安について(日本と海外の差を知る!)

まず大前提として知っておかなければならないのが、日本は超治安が良い国だということです。これをしっかりと認識しておかないと、せっかく最高の旅行になるはずが、最悪な旅行になってしまいます。

48886-01

私たちの甘い認識はマイナススタートです。
特にはじめて海外に行く人は”それはやり過ぎだろ、、、”ぐらいでちょうど世界の普通レベルになるということを覚えておいてください!

超基本的だけど超大切なこと

●日本語で声をかけてくる外国人は大抵が怪しい人である。

●マイフレンド!と言って近づいてくる外国人も大抵が怪しい人である。

●公共の場(カフェ、レストラン、ホテルのロビー、公園のベンチ、空港の椅子、バスや電車の席など)で貴重品を肌から離して置かない。どうしても置いておきたい場合はなくなっても良いものを置きましょう!

●悪い人は悪い顔をして近づいてこないことを知る。子連れの母親、カップル、老人、子供などがスリの場合も大いにあります!

●荷物からは一瞬たりとも目を離さない!いや意識すら離してはいけません!スられる時は一瞬です。

●夜道を1人で出歩かないは間違え。正確には人通りの無い場所に立ち入らないが正しい認識である!なので例え昼間であってもそういう場所には近づいてはいけません!

●貴重品(カメラ、スマホ、時計、ネックレス、ピアス、指輪、ブランド品)を身に着けないことはもちろんのこと、そう誤解を与える物も身につけてはいけません!

●トイレの個室で用を足す場合、カバンをドアのフックにかけない。

●トートバックは持ち歩かない。必ず肩がけできるタイプやリュックタイプにする。

●カバンを後ろにしない。必ず前にして持つ。

●ポケットにはスマホ、財布を入れない。

●ATMを利用する場合はセキュリティがしっかりしていそうな場所(空港や銀行併設)を選ぶと少し安心。

●ホテルを信用しすぎない。貴重品(パスポート、現金、カード類、電化類、アクセサリー)を机に出しておかない。バッグに入れる。バッグには必ず鍵もかける。これは朝食に行く時などのちょっとした瞬間にも必要です。

●たむろしている若い兄ちゃんたちの近くを通らない。ジロジロ見ない。

●犬や猫、猿などの動物にむやみに近づかない。海外の動物は病気を持っている可能性が高いので。

●水道水が飲める国は少ない。ゆえにサラダなどの生野菜やフルーツには注意する。できれば食べない。

●宗教を理解する。イスラム教の女性を撮ってはいけない。タイやマレーシアの様に頭を撫でてはいけない国もあることを理解する。

こんな感じで、全てを実行していたら旅行を楽しめないし、息がつまってしまいそうですね(>_<)
大事なのはこういう意識を持っておくことです。慣れたら自然に出来るようになるし、力の抜き加減も調整することができるようになります。 

□お金について(何をどう持っていく?管理の仕方は?)

①何をどう持っていくのが良いのか?

海外に行くにあたってお金をどう持っていくは悩みどころですね。私が初めて海外に行った時は現金の代わりになるというトラベラーズチェックというのが一般的でしたが、どうやらこれはすでに日本では無くなってしまっているようです。ではどうやって持っていくのが良いのでしょうか?

基本的にはクレジットカードと現金があれば問題ありません!

dedb932173675f6ba5a9c918fbef2230_s

●クレジットカード
出来れば提携店舗の多いVISAとMasterの2枚持ちがベストです。また支払いの際に現地通過と日本円のどっちで払うか?と聞かれる時がありますが、これは現地通過を選んだほうが手数料の関係上ベターなようです。 
ツアーや航空券、電車、ホテルなどをネットで予約する場合ももちろんクレジッドカードが必要なので、今の時代クレジットカードは必須ということです。

●現金
いくらクレジットカードが使用できる場所が増えたと言ってもどこかで必ず必要になるのが現金です。
チップだったり、ローカルな食堂だったり 、電車や小額のタクシー料金だったり。

ではどのくらいの金額を持つのが良いのでしょうか?

それは”多くもなく少なくもない”金額です。

”多くもなく”というのは当然何か被害に合った時のリスクを減らすためですが、”少な過ぎない”というのもリスクを減らすために必要なことです。

これは強盗にあった時のために、いくらか渡せるお金を用意して置くということです。万が一強盗にあってしまった場合、被害を最小限にするために”抵抗しない”ということが大前提ですが、その時にある程度まとまったお金(日本円で3〜5千円程度)を渡せる様にしておくことが必要です。これも旅の知恵です。 

現金をどの様に海外で下ろすのかというと、私たちは国際キャッシュカードの新生銀行のカードと、楽天デビットカードを使用しています。予めそれぞれの口座にまとまった金額を入れておけば、その範囲内で海外のATMから引き出させるというものです。

この国際キャッシュカードの良い所は、ATMで引き出したら、すぐにメールで通知がくるところです。海外ATMを使用すると、機械の残金不足で途中でエラーが出たりすることがよくあります。そんな時にも間違って引き落とされてしまっていないかの確認がすぐにできるのは大変助かっています!

②お金をどうやって管理するか?
海外ATMで自由にお金がおろせるといっても、おろす度に手数料がかかっているので出来ればまとまった金額を一度におろしておきたいところです。ですがまとまった金額を持っているのはちょっと心配だと思います。

そこで私たちがやっているのは”お金を分散させて持つ”という方法です。
私たちは3箇所以上に分けて持つようにしています。

例えば現地通貨で5万円分くらいを持っていたとします。

内訳はこんな感じです。

メイン使いする財布に5千円〜1万円程度
鍵もかけられるメインのバックパックの奥底に3万円程度
小さいリュックやセキュリティポーチに残りを。

カード類も必要なさそうであれば極力持ち歩かない様にしています。

豆知識
旅慣れた人たちの理想の街歩きスタイルは”何も持っていない様に見せる”です。
必要最小限の現金をポケットや小さいポーチに入れて隠し、カメラなどはまさかのビニール袋にドリンクとかと一緒に入れて持ち歩きます。私たちもビニール袋にカメラ入れるのを試してみましたが、やってみると確かに、、、リュックなどを持つよりかは目立たないかなと思いました。まだまだ怖いですけど(゚A゚;)ゴクリ
 

今回は海外旅行の楽しい面ではなく、どちらかというと手間がかかる面、不安な面について私たちの経験も踏まえて書きました。一見すると楽しそうな面ばかりが目立つ海外旅行ですが、実際に行くとなると色々と考えなければいけない事が多くあります。

せっかくの海外旅行です。
面倒なこと、不安なことはなるべく早く解決してしまって、美味しい食事や楽しいアクティビティ、美しい絶景のことにを考える時間が増えればなと思います!

楽しくも緊張感のある海外旅行を満喫できますように\(^o^)/


■お知らせ


Facebookページを新しくつくりました。
Facebookページではブログよりもタイムリーな情報を日記風に更新しています!

「いいね!」をしていただけると更新情報が届くようになりますm(_ _)m


実はInstagramにも写真をアップしています。
この旅行ではじめてちゃんとしたカメラを持った私たちが撮った「奇跡の1枚」です。

@kon_tsugu

コメント

タイトルとURLをコピーしました