こんにちは今回からいよいよジャワ島編に突入の
@こんぶろぐです。
ジャワ島ってどこにあるかわかりますか?
バリ島はこんなにも有名なのにジャワ島って何か
知名度がそこまで高くないのは何でなんでしょう。
ジャワ島はバリ島の西隣の島です。
インドネシアの首都ジャカルタがあるインドネシア諸島の本島です。
みなさんも良く知るあの”ジャワティ”の茶葉の産地のジャワ島です。
ジャワ島はとても大きい、というよりも長い。
ジャワ島の大きさに比べたらバリ島なんて鼻クソみたいなものです。
さらに隣のスマトラ島は更にデカイw
私たちはこの旅で
完全にインドネシアを舐めていたことに気が付きました、、、
TODAY’Sこんぶ出汁
●ジョグジャカルタ空港のWi-Fi事情。
●バリ島の空気とジャワ島の空気の違いについて。
※TODAY’Sこんぶ出汁(ダシ)とは昆布出汁が料理の味に深みを与えておいしくしてくれる様に、みなさんの海外旅行に深みを与えて、少しでも”おいしくなる情報”を今後も少しづつ記事内に混ぜ込んでいきたいと思っています。
私たちがインドネシアに入国したのは6月28日。
そもそもですが私たちはインドネシアに”ビザ免除”で入国してきました。
”ビザ免除”がどういうものかざっくり言うと
●日本を含む75ヶ国が対象。
●ただし観光目的だけ。(親族訪問なども可。ビジネスはNG。)
●滞在期間は最大で30日。
●インドネシア内の指定された空港・海港からのみ入出国できる。
の条件に該当した人がビザ代35US$を免除されるというものです。
この時、私たちはすでにバリ島に滞在して1週間以上が経っています。
ということはあと3週間以内にインドネシアを出国しなければなりません。
インドネシアの入国にはもうひとつ条件があります。
それは”出国のためのチケット”を持っていることです。
当初の私たちはバリ島に2週間近くもいる予定はありませんでした。
6月28日にバリ島のデンパサール空港着
7月19日にスマトラ島にあるメダンのクアラナム空港発→シンガポール着
これが当初の計画です。
シンガポール行きのチケットも買ってインドネシアに入国しています。
スマトラ島はジャワ島よりも更に西にあり、ジャワ島よりも更にデカイです。
これは、地図を見るからにとっととバリ島から離れてジャワ島→スマトラ島に移動しないと
マジで間に合わない!ヤバイ!
と、今になってお尻に火が付きはじめました、、、
さてまずはどうやってバリ島からジャワ島に行くのか?
バックパッカースタイルといったらやはり移動は”陸路”です!
「長距離バスは嫌だ!」とか舐めたことを抜かしている妻さんをなんとか説得して
まずは陸路でバリ島の北西部に位置するギリマヌまで行かなければなりません。
ここからしかジャワ島行きの船が出ていないので。
画像:バリ島e旅.com
あぁ遠いな、、、
まずは行き方の情報収集からです。
、、、、が、いくらネットで探しても
なかなかわかりやすい情報が出てきてくれません、、、
どうも私たちがいるクタから直接バスは出ていないようなので
長距離バスが出ている場所まで移動しないといけないということは
なんとなくわかりました。
うーん、困った。
しかしここで救世主が現れます!
たまたま、本当にたまたま、宿泊しているホテル受付の兄ちゃんが
少し日本語がしゃべれたのです。
しかもどこぞで出会ったおっちゃんみたく怪しい感じの日本語ではなく
信用できそうな感じの日本語!
まさに神っ!
久々に夫婦以外の日本語を聞いた私たちはテンションあがりまくり!
これまで心の片隅にあっても言葉が通じず
なかなか聞くに聞けなかった”ジャワ島への行き方”をこのお兄さんに
聞いてみることにしました。
率直に「私たちはジャワ島にいきたい。そのためにギリマヌに行きたいのだが
バスはどこから乗れるのか?」と聞きました。
しかしそこで、少なからずこれからの旅にも影響を与える
思わぬ言葉をこのお兄さんから聞くことになります。
「ギリマヌには行けないよ。」
Why?なぜ?
「ニュースでもやってるだろう?」
What?なにを?
「今年のラマダン明けの移動は例年にもまして大混雑が予想されるだろうって
ニュースで言ってるだろう!」
「この時期は、みんな長距離バスや船でジャワ島とバリ島を行き来するから
とてもじゃないが旅行者は乗れないよ!」
ということです。
オーマイガッ!
私たちがこの質問をお兄さんにしたのが7月5日。
今年のラマダンは6月6日〜7月5日、、、
ってラマダン今日までじゃねーかよっ!
ちなみにですが、ラマダンとは1年に1度おとずれるイスラム教の断食月のことです。
ラマダン中は断食(5時〜18時)だけでなく、飲酒、喫煙、性欲なども禁止になります。
インドネシア全体はイスラム教が大半を占めていますが、
バリ島はちょっと特別でヒンドゥー教が80%を占めています。
それでもジャワ島などから観光島であるバリ島に出稼ぎできているイスラム教の
人がかなり多くいるそうです。
このクソ熱いインドネシアで昼間に水分補給ができない、
しかもそれが30日間つづくとか、、、
考えただけで喉が乾いてきます。。。
このラマダンの影響が私たち観光客にどう影響するのかというと
実はバリ島では”イスラム教の人が経営している食堂が昼間やってない”
くらいでそこまで影響は感じていませんでした。
たしかに裏路地にあるワルンと呼ばれる小さな食堂は
たまに閉まっていましたがまったく気になりませんでした。
そもそも観光地なので、ほとんどの店は営業していたので。
ですが、問題なのはラマダン明けです。
インドネシアではラマダン明けに大型連休を迎えます。
ラマダン中からすでに休んでる人たちもいますが。
日本で例えると年末年始みたいなものですね。
バリ島に出稼ぎにきていた人たちはジャワ島に帰り、
他島からはバカンスのためにバリ島にくる。
こんな感じで交通機関は連日大渋滞、
宿泊施設も価格高騰、大混雑になる
しかもそれは15日頃まで続くとのこと。
マ、マジですかいお兄さん、、、
「MAJIDAYO!」
うーん、これは完全に私たちの情報収集不足でした。
まさか1年に一度の時期がドンピシャでかぶるとは。
反省です。
ここから私たちの選択は2択です。
①このまま落ち着くまでバリ島に居続ける
②陸路は諦めて飛行機でジャワ島まで向かう
さすがにバリ島にさらに1週間近くいるのも飽きます。
すでにちょっと飽き気味でしたし。
しかも私たちは19日までにジャワ島を越えて
スマトラ島の北部の方まで行かなければなれないので
出来るだけ早くバリ島を出たいという思いがありました。
なので選択は②に決定です。
陸路というバックパッカーの醍醐味を諦め
飛行機でビューンとジャワ島に向かうことにしました。
ジャワ島での行き先は
遺跡の宝庫”ジョグジャカルタ”です。
出発は、スカイスキャナーで調べて少しでも早く、
少しでも金額が安い日を選びました。
□ジョグジャカルタ空港はマジでWi-Fiがつながらない!
いざ出発の日。
国内線だと思って舐めていたら
空港内のアナウンスで呼び出しをくらい慌てて走る妻さん
LION AIRに揺られること約60分、近ッw
着いてからどうにかしようのスタンスで行動していた私たちは
とりあえず涼しいカフェに入って今日の宿泊先を探すことにしました。
なんたって空港はWi-Fiが繋がりますからね!
それを利用しない手はありません!
余談ですが私は日本で使っていたスマホをSIMフリー化して持ってきています。
なので現地でSIMカードを買ってぶっ挿せば現地の電波で安くネットを使用することができます。
ですが実際には、海外ではフリーWi-Fiがホテルはもちろん
カフェ、レストラン、スーパーなどいたる所に飛んでいて
無料でつなぐことができるので、ここ2週間近く何だかんだで
まだSIMカードを買っていませんでした。
さて、さっそくカフェで空港のWi-Fiにつなぎました。
ふんふん
フンフン
ふんふん
って、電波ワリーなオイっ!空港なのにっ!オイっ!
もおまったくWi-Fiがつながりません。
いやつながらないならまだいいです。
諦めがつくので。
やっかいなのが、電波が繋がったり繋がらなかったり
弱くなったり強くなったりと不安定なことです。
どれくらいでしょう。
こんなに電波と格闘したのは初めてかもしれません。
たぶん3時間くらい格闘していたのではないでしょうか。
一瞬のスキをついてホテルサイトを検索。
さらに一瞬のスキをついて予約サイトに接続。
もう少し、もう少しで予約が完了する!
あと少し、あと少し!
プツっ
(エラー)
マジで死ねやコラーーー!
カフェの中で試し
カフェの外に出ては試す
こんな格闘をずっとしていました。
ついに買わなければならないのか?SIMカードを。
何だかんだで買わないですんでいたので
このまま買わないでインドネシアはクリアできるものだと
思っていたのですがここに来てピンチに陥ったので買うことを
決心しました。
SIMカードは空港内であれば大体売っています。
妻さんにカフェで荷物番をしてもらい、私はSIMカードを買うために
歩きまわりました。
その間、なんど機関銃を持った警備と目が合ったことでしょう。
かなりの不審者に思われたに違いありません。
そんな時、ついに見つけることができましたSIMカードショップ!
インドネシアのSIMカードはこんな感じでショーケースに並べられて
売られています。
インドネシアではプリペイド式が普通です。
あらかじめ設定されているデータ使用量を購入するという感じです。
左にある赤いパッケージのsimPATIというブランドがインドネシアでは一般的とのことなので
そのsimPATIの4GBを購入することに。
「購入するから設定までやってくれ!」と
店でめんどくさそうに接客している恐らく20代後半ぐらいの
茶髪のねぇちゃんにお願いしました。
先ほどSIMカードはぶっ挿して完成と言いましたが
厳密にはぶっ挿した後に色々と設定が必要です。
USERNAMEとかAPNとかPASSWORDとか
初めての私には良くわからないのでその設定をお願いしたのです。
スマホの言語設定を英語に変えて
待つこと10分、、、
待つこと20分、、、
他の店員にパスされる私のスマホ、、、
更に待つこと15分、、、
「Sorry〜NO〜!!」
とスマホが手元に戻ってきました。
「ソーリーノー!」じゃねーよw
どうも私のスマホだと、本来出て来るべき設定画面が
出てこないらしく接続されないとのことです。
もう意味がわかりません!
詳しく聞きたくても言語の壁に遮られ
さらに意味がわかりません!
さすがにお金は払いませんでしたが
ネットには接続できず。見事ふり出しに戻りました。
幸い、この後、空港のWi-Fiがわずかに電波が良くなり
そのスキをついてホテルを予約することはできました。
しかし、空港についてから4時間近くを
無駄に消費してしまいました。。。
みなさんも海外では空港でWi-Fiがつながるからと過信せず
予約や下調べは事前に電波状況の良い所で行いましょう!
少なくともジョグジャカルタの空港はマジで電波わるいです!
□ジョグジャカルタ空港からのタクシーは事前チケット購入制
バリ島での空港タクシーは「本物のブルーバードを探せ!」でしたが
ジョグジャカルタの空港タクシーはまったくそんな必要は無く
タクシーカウンターが空港内にあり、そこで行き先をつげてその場でお金を支払います。
後々考えると空港からは公共バスも出ていたのですがこの時の私たちは
もう一刻もはやく空港から脱出したかったのでタクシーを利用しました。
そもそも初めての国でいきなりバスなんて
怖くて乗れません。
どうどうとタクシー利用です!
ちなみにジョグジャカルタのタクシーは大体がメーター制です。
乗車時にちゃんとメーターが動いている事を確認すれば
バリ島の様に無駄にボッタクられる心配は少ないと思います。
□ジョグジャカルタはバリ島に比べて緑が少なく人人人だらけ
いよいよホテルに着きました。
初めのホテルはジョグジャカルタの主要な観光通りであるマリオボロ通りの近く。
この日はもうヘトヘトなのでホテル周りを探索しておしまいです。
ジョグジャカルタの足。自転車タクシーの”ベチャ”。絶対乗りたい!
ジョグジャカルタはバリ島の様に欧米人がたくさんという感じではありません。
純粋にインドネシアの人が多く住む都市です。
交通も電車は走っているし高速道路もあったりとかなり発達しています。
ただ、バリ島と比べて過ごし安やすいかと言われると微妙なところです。
そもそも比べんなよ!という話ではありますが。
ラマダン明けに行ってしまったということもありますが
ジョグジャカルタはとにかく人と交通量が多い。
バリ島はバカンス島なだけあって時間がまったり流れている感じですが
ジョグジャカルタは全体としてワサワサしていて”時間の流れ”が
強く感じられました。
ってまだ着いて1日しかいませんがw
これから少しづつジョグジャカルタを開拓していきたいと思います!
乞うご期待!
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