やっと突入マレーシア編です!
リアルタイムでは2回目のタイを終えて今日からミャンマー!
予定では11月にはインドにいる予定だったのに、、、、
このままいくと「クリスマスは本場のヨーロッパで過ごす!」というきらびやかな夢が無くなり、まさかの”インドで野犬に囲まれながらのクリスマス”を迎えてしまう予感しかしない(>_<)
さて、今回はジョホールバルからクアラルンプールへ向かうためのマレー鉄道に乗る話です。
マレー鉄道は、バックパッカーのバイブルとも呼ばれている沢木耕太郎の”深夜特急”にも登場する、マレーシア南部から北部へ、さらにはタイまで続くバックパッカー憧れの長距離鉄道です。
”深夜特急”が流行したころ「これを読んで仕事を辞めて旅に出た人が続出してしまった」という伝説があり、この本は「悪魔の書」と呼ばれるようになったとかならないとか。
そもそも日本にいると特に理由がなければ長距離鉄道なんて乗る機会がないので、私はこのマレー鉄道をメチャクチャ楽しみにしていました!
特に私たちはインドネシアで”チケットまで買ったのに乗れなかったジャワ鉄道の無念”があるので、その想いはよりいっそう強いのです( ゚д゚ )クワッ!!
しかも寝台列車まで走っているとの情報をキャッチ!
数々の旅人がこの地から寝台列車に乗っています!
寝台列車とか秘密基地っぽくて、もう楽しみでしかたがありません!
TODAY’Sこんぶ出汁
●憧れの寝台列車が、、、廃止されていた。。。
●新しいマレー鉄道の乗り心地は?
●ジョホールバルで本格的なコールドプレスジュースが飲めるお店!!
※TODAY’Sこんぶ出汁(ダシ)とは昆布出汁が料理の味に深みを与えておいしくしてくれる様に、みなさんの海外旅行に深みを与えて、少しでも”おいしくなる情報”を今後も少しづつ記事内に混ぜ込んでいきたいと思っています。
□マレー鉄道のチケットの買い方
チケット買い方には2つの方法があります。
1つ目は
ジョホールバル駅(JB Sentral駅)の窓口で直接購入する方法です。
シンガポールからバスで来た場合、その停車場から看板に従って歩くと駅に着きます。直結です。
ジョホールバル駅はバカでかく。まるで空港の様な出で立ちです。
これは駅と直結しているショッピングモールから撮影しました。ジョホールバル駅はシンガポールに隣接しているだけあって何気に栄えています!
2つ目は
ネットから購入する方法です。
世の中便利になったものです。いまでは”あこがれのチケット”もネットで簡単に買えるようになっています。
チケットはこのマレー鉄道HPから購入することができます。
英語サイトで一瞬怖気づきますが、この方のサイトを参考にさせていただきました。
WataponWorld@UK
□ん?システムトラブルでチケットが買えない、、、
ジョホールバルにとりあえず一泊はしようと決めた私たちはホテルのWi-Fiを使って当然まずはネット購入にチャレンジです!
先にあげたサイトを参考にしながら
カチャカチャカチャカチャッ
カチャカチャカチャカチャッ
カチャカチャカチャカチャッ
が、なぜだかエラーが出る、、、満席とかではなく、エラーがでる。。
時間をおいて試したりしましたがいっこうにダメ!
よくわからないエラーが出てしまいます。
インドネシアのジャワ鉄道のチケット購入の時もそうでしたが
どうも海外の鉄道サイトはなかなか上手くいかないことの方が多いです。
相性がわるいのかな?
しかたない、こうなったら直接カウンターに行くしかない
ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
近づいてみると何やら人でザワザワしています。
さらに近づくと何やら看板が出ていました。
何か「今日の分のチケットはこの列に並んでね!」みたいことが書いてありますね。
意味がよくわからないので混雑する行列をグイグイ進み、スタッフを捕まえます。
私たち
「クアラルンプール行きの寝台列車のチケットを買いたいんですけど。」
するとスタッフが
「システムエラーで今は当日分のチケットしか買えない。だから今は当日分のチケットしか売ることができない。」
Σ(゚Д゚)ナントッ!?
「い、いったいいつ頃に復旧するのでしょうか?」
「復旧のメドはわからない。昨日からエラーが出ているから数日かかるかもしれない。」
(*_*)アワワワワ
まさかのジョホールバルで足止めです。
ネットから予約できなかったのもこのシステムエラーが原因だったようです。
そしてさらなる追い打ちの言葉を浴びせられます。
私たち
「当日で寝台列車は空いているものなのでしょうか?」
スタッフ
「ん?寝台列車?お前たちクアラルンプールに行きたいんだろ?今は寝台列車は走ってないぞ?」
((((;゚Д゚))))なぜWHYどうして?
私たち
「そ、そんな、、、だってこの人のブログではこのチケットで寝台列車に乗ってますよ?ほらッ!」
私たちは2015年1月にジョホールバルからクアラルンプールまで寝台列車で移動したという人のブログ画面をスタッフに見せました。
するとスタッフは
「あー。これ2015年のでしょ?今は2016年。もう寝台列車は廃止されているから。」
(・_・)・・・・・
そうです。マレーシアは今急速に進化しているのです!
寝台列車なんていう、ローカルで、無駄に揺れて、やたらと時間のかかる非効率的な乗り物はドンドン廃止されていっているのです!
時代はエレクトリック!!!!
寝台列車を含むディーゼルエンジン車はなくなり
オール電化!!!!
悔しいのでもうちょっと詳しく調べてみたところ
まずマレー鉄道はゲマス駅を堺に東線と西線に分かれています。
首都であるクアラルンプールを走っているのはマレー鉄道の中でも西線と呼ばれている列車です。
私たちが乗った2016年8月時点で寝台列車が廃止されてしまっていたのはこの西線になります。
なのでどうしてもマレー鉄道の寝台に乗りたいのであれば緑色の東線であれば乗ることが出来るようです。ただし東線もゆくゆくは電化していくのでしょう。時代の流れですねぇ。
でもどうなんですかね?
たしかに寝台列車の時はクアラルンプールまで8時間弱かかっていたのが、電化したことで6時間に短縮されました。
あれ?たったの2時間?
そうたったの2時間の差なのです。
この2時間をどうみるかですよね。
確かに2時間ってとても貴重な時間ではありますが、急ぎたいなら飛行機使いますよね。
飛行機なら1時間くらいで着くので、その差は7時間もあります。この差ならたしかに大きいですね。
マレー鉄道って旅行者の間では非常に人気な鉄道で、それに乗りたいがためにわざわざマレー半島に旅行する人もいるくらいです。
時代の流れといってしまえばそれまでですが。
遅いがゆえの楽しみができる、揺れるからこそ旅の醍醐味が味わえる鉄道が残っていてもよかったのかなと思いちょっと寂しい気持ちになりました。
□新しいマレー鉄道の乗り心地は?
そんなこんなで憧れていた寝台列車には乗れなかったものの、後日無事に鉄道のチケットを買うことができ、ついにマレー鉄道でクアラルンプールに向かう時がきました。
新しいマレー鉄道でクアラルンプールに向かうには、一度ゲマスという駅で乗り換えが必要になります。画像はゲマスまでのチケットですが、この後ろにゲマス→クアラルンプールのチケットもあります。
ちなみにですがクアラルンプールに行きたい時は、駅名の”Kuala Lumpur”で降りるのではなく”KL Sentral”で降りるのが正解です。
紛らわしいので注意が必要です!
いざマレー鉄道に乗車です!!!
私があまりにもしつこく電車の写真を撮っていたら、運転手さんが一緒に撮ってくれましたw
落ちない様に捕まりながら撮影。
乗り換え駅のゲマスに到着です。
外から見るとデカイです。ゲマス駅。
次の電車まで少し時間があったので、駅から出て買い出しです。
ちょっと歩いた所にコンビニがありました!
当初は時刻表の16:00発の電車の予定でしたが、一本前の15:00の電車に間に合いそうで、これに乗っても良いよと言われたので15:00発の電車に乗ることになりました。
次の電車がこれです。
試しに1食買ってみました。レンジでチンしてくれて普通に美味しいです。
ほぼ時間通りの17:20頃に”KL Sentral駅”に到着です!
約7時間の鉄道移動。
何だかんだで寝台列車じゃなくても、はじめての長距離鉄道を楽しむことができました!
*新しいマレー鉄道の総評*
●日本の新幹線並か、それ以上に清潔です!
●トイレもキレイ!トイレットペーパーもちゃんと付いてます!
●車内で食べ物&飲み物が買えます!
●ゲマス駅での乗り換えがちょっと面倒くさい!
●ゲマス駅の正面50mほど進んだ通りにコンビニがあります!
●ほぼ定時に発進・到着します!
●冷房が聞きすぎているので、上着&靴下&羽織ものは必須です。
クアラルンプール駅はさすがの首都駅!
めちゃくちゃでかくて人も多い!
レストランやカフェなど何でもござれ!
次回からマレーシアのクアラルンプール編です!
□最後に。
システムトラブルもありジョホールバルに3日ほど滞在することになってしまった私たち。
そんな私たちがホテル近くでみつけた本格的な”コールドプレスジュース”を楽しめるカフェです。
JUICE BAR・CAFE”FRIENDS & FIG”
コールドプレスジュースやケーキ、コーヒーなどカフェメニューが充実しています!
ジョホールバル駅から少し歩きますが、ジョホールバルの安宿街にあるので近くに泊まったらぜひぜひ!
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