Pokémon GO(ポケモンGO) 広告プランナーが考えた 超具体的な業界別コラボアイデア10案

ちょっと寄り道

こんにちは@こんぶろぐです。

今回は本筋の世界一周記事からちょっと”寄り道”して
遂に日本でもリリースされたポケモンGOについて書きたいと思います。

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画像:ポケモンGO公式サイト

世界中で人気のポケモンGOですが
日本でも凄い人気ですね。

ちなみに私は今インドネシアにいますが
インドネシアでもポケモンGOは大変人気で
警察と軍が「勤務中のポケモンGOを禁止する」
という事態になっています。

勤務中は禁止とかあたり前だろw

とか思いつつ、日本でも営業回りの最中とかに
やっている人がかなりいそうな気がします。

さて、これだけ人気のポケモンGOですが
もうしばらくすると
飲料業界や食品業界、旅行業界などの
様々な企業がポケモンGOとコラボした
キャンペーンやイベントなどのプロモーションを
実施してくる
ことが予想されます。

すでに日本マクドナルドが公式コラボを発表していますが
それこそ”AKB48”や”妖怪ウォッチ”ブームの時の様に
ありとあらゆる企業がこの”ポケモンGO人気”にのっかってくるでしょう。

広告代理店がこういう流行り物を逃すわけないですからね。

かくいう私も今は旅行中で前線を退いてはいますが
少し前まで広告会社でプロモーションプランナーとして
コラボ企画など様々な企画に携わらせてもらいました。

今回はそんな私が

「ポケモンGOとコラボしたら、きっとこんなイベントやキャンペーンができるだろう!」というアイデアを業界別に勝手に考えてみたいと思います。

どこかの広告会社の人がこの記事をみてアイデアを膨らませ、
世の中に面白いイベントやキャンペーンが生まれてくれたら嬉しいです。

ちなみにこれは任天堂やポケモンが独自にやるイベントではなく
あくまでも他業界とコラボした場合を想定して考えています。

アイデアの中には現在のポケモンGOのシステムのままでは
実施が出来ないものも含まれていますが、こういうアイデアは
まずは自由に考えることが大切なのでその点は許してください。

それではまずはじめに
プランナー目線でみたポケモンGOの良いところの整理から。

ポケモンGOの良いところ

①すでに利用者数が多く利用者の属性が幅広い

これはつまりターゲットをどのようにでも設定できるということです。
この商品ならファミリー層にしよう!この商品ならカップルにしよう!
などの様に売りたい商品やサービスに合わせてターゲットを変えることができます。

②GPSを活用した位置情報ゲームになっている

ポケストップやジムを求めて人々が移動するため
ネットから実店舗への誘導が狙えるO2O(Online to Offline)
プロモーションに最適です。

これまでも色々な位置情報を活用したゲームアプリがありましたが
どれも「まずそのアプリをユーザーにダウンロードしてもらうこと」
大きなハードルになってしまっていました。

しかしそのハードルも今回は①により解決しています。

③キャラクターがいるので親しみやすい

ポケモンは言わずもがなすでに世界中で人気のキャラクターです。
同じように位置情報を活用したゲームにIngressがありますが、
こちらはポケモンGOに比べて未来的すぎて小難しそうな印象を受けてしまいます。

上記な様な点を考慮しつつ
「ポケモンGOとコラボしたら、きっとこんなイベントやキャンペーンができるだろう!」というアイデアを業界別に考えてみたいと思います。


【目次】
①旅行業界(海外旅行編)
②旅行業界(国内旅行編)
③自動車業界
④商店街
⑤観光業界
⑥飲料業界(新商品編)
⑦飲料業界(ロングセラー商品編)
⑧テーマパーク業界(動物園・水族館)
⑨ファッション業界
⑩スポーツ業界


①旅行業界(海外旅行編)

まずもっともポケモンGOと相性がいいのは旅行業界ではないでしょうか?
位置情報を活用したツアーを組んで、そこで特別なサービスを提供するなどうってつけです。

”海外旅行”で考えて見ましょう。

海外旅行といえば業界最大手の「H.I.S」が思い浮かびましたので
「H.I.S.」を例に考えてみたいと思います。

企業イメージ
エイチ・アイ・エス

プロモーションの目的
なんといっても同社サービスの利用者を増やすことです。

ターゲット
夏休みも近いので”大学生””ファミリー”をターゲットにしてみます。

プロモーション案
【世界遺産ツアー×ポケモンGO】

「世界遺産を巡って、レアポケモンをGETしよう!」
みたいなオリジナルツアーを組みます。

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画像:H.I.S.世界遺産

そのツアー参加者にはオリジナルのIDが渡されます。

現地のH.I.S.支店がポケストップになっていて
その支店で先ほどのIDを使うことで一般では手に入らない
貴重なアイテムを手に入れることができるようにします。

さらに、そのツアーがインドネシアのボルヴドゥール寺院遺跡や
カンボジアのアンコールワットだった場合は
オムナイトやカブト、プテラなどといった、
その世界遺産と親和性が高い”ポケモン”
出現しやすくなるように出現率を調整できれば最高ですね。

②旅行業界(国内旅行編)

つづいて国内旅行です。
国内旅行といえばここ数年で外国人観光客が
とても増えてきていますね。

東京の銀座や浅草、秋葉原はもちろんのこと
京都、奈良、広島など外国人観光客だらけです。

ですので国内旅行では外国人観光客向けのプランに力を入れている
”はとバス”
で考えてみたいと思います。

企業イメージ
はとバス

プロモーションの目的
来日外国人における”はとバスツアー”の利用者数を増やす。

ターゲット
国内旅行なので「来日外国人観光客」をターゲットにします。

プロモーション案
【都内観光名所ツアー×ポケモンGO】

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画像:はとバス外国語ツアー

東京の観光地は海外の人たちも憧れるほどに
世界にも類を見ないほどポケストップが多いことで有名です。

ですので
「東京を感じながら、ポケモンをGETしよう!」
みたいなオリジナルの”はとバスツアー”を組みます。

例えば、すでに”はとバス”では「Dynamic Tokyo」というツアーが用意されています。
約1日かけて東京タワー見学、八芳園で日本茶のお手前体験、皇居、浅草の仲見世、
銀座、東京駅を周るツアーです。

それぞれポケストップが多い名所ばかりだと思います。

東京の名所を周りながらポケストップも周っていく。

さらにポケストップに着いたらバスガイドさんがルアーモジュールを使って
ポケモンをその場に集めてあげればさらに喜ばれることでしょう!

しかもこのツアーはフリーWi-Fi搭載バスで運行していくので
SIMフリースマホが主流の外国人でも安心してポケモンGOにつなぐことができます。

合わせてそのツアーバスをオリジナルデザインで全面ラッピングしてあげると
バス自体が広告塔の役目を担うこともできます。

乗っている人はちょっと恥ずかしいですがw

③自動車業界

旅行業界につづいて位置情報システムと相性がいい業界としては
自動車業界も相性がいいと思っています。

車離れが激しいなんて言われていますからね。
このプロモーションがきっかけになって少しでも車に興味を持つ人が
増えるといいですね。

自動車メーカーで言えばBMWやAudiの様な高級車ではなく
国産のファミリーカーの方が相性が良いでしょう。

それでは仮に日産自動車を例に考えてみます。

企業イメージ
日産自動車

プロモーションの目的
自動車メーカーとしては”車が売れること”はもちろん大切ですが
それ以前にまず”ディーラーに来てもらいたい””試乗してみてもらいたい”という想いが強くあります。

ターゲット
ディーラーへの集客や試乗を目的にしたいので
ターゲットはファミリーで考えてみます。

プロモーション案
【ディーラーキャンペーン×ポケモンGO】
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画像:NISSAN

ディーラーはいかにして自分たちの店舗に足を運んでもらおうかと
日々何かしらのキャンペーンをやっていますので
そのキャンペーンにポケモンGOを組み合わせてみます。

まずは各ディーラーをポケストップにして来店のきっかけをつくります。

次にディーラースタッフがその場所でルアーモジュールを使用することで
パパは車をみて、その間ママや子供はポケモンを捕まえているという
構図ができあがります。

これだとポケモンGOに頼りきりなのでディーラーにもちょっと頑張ってもらいます。

ディーラースタッフに店舗近くのポケストップや出現ポケモンを網羅した
マップを作ってもらうのです。

そうすることでハードルの高かった”試乗”にまで結びつけやすくなります。

「近くにレアポケモンが出るスポット、レアアイテムが出るポケストップがあるので
もしよければお子様も連れて試乗してみませんか?」の様な営業トークも生まれるでしょう。

④商店街(業界ではないですねw)

位置情報ゲームは地域活性化にも効果を発揮してくれます。
イオンやイトーヨーカドーなどの大型スーパーが近隣に出来やしないかと
いつも戦々恐々としている商店街があるとします。

しかし商店街組合がポケモンGOと協力することで
レアポケモンをGETするために子どもたちが親と一緒に
焼き鳥屋に行く
なんていう光景も見られるようになるかもしれません。

企業イメージ
特に無し(商店街全般)

プロモーションの目的
商店街への集客、複数店舗への周遊。

ターゲット
ファミリー。
土日などの休日の買い物時にママがパパと子供たちに
「どうせポケモンGOやりに商店街にいくんなら
ついでに八百屋に寄ってきてよ!」
なんていう微笑ましい会話を是非聞きたいです。

プロモーション案
【商店街各店×ポケモンGO】

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商店街を舞台にしてポケモンGOを遊ぶには
八百屋や魚屋、焼き鳥屋、雑貨屋、カフェなど
各店の協力がもちろん必要になってきます。

商店街組合がこのプロモーションに賛同してくれるお店を募ってポケストップ化します。

さらに各店舗の近くに行くと”店舗と親和性のあるポケモンが出現する”
といったことまでシステムで調整できればなお面白いです。

例えば、魚屋ではコイキングが、焼き鳥屋ではピジョンやカモネギ、
精肉店ではケンタロスなどです。

しかもそのポケモン達が色違いのレアなキャラであればプロモーションとして
他と差別化も図ることができます。

⑤観光業界

商店街からもう少し規模を拡大して地域の観光協会で考えてみます。

観光と言えば聖地巡礼という言葉があります。
アニメなどに登場した場所やモデルになった場所を実際に訪問する行為のことです。

有名なところでいえば崖の上のポニョ(広島県福山市)や
Free!(鳥取県岩美町)、あの花(埼玉県秩父市)があります。

つまり、人は”行く理由があれば遠くても何でも行く”という事です。

企業イメージ
特に無し(観光協会全般)

プロモーションの目的
ポケモンGOを活用して地域復興につなげる。

ターゲット
家族旅行と相性が良さそうなのでファミリー。
あとは時間に余裕がある学生で考えてみます。

プロモーション案
【観光協会・地域復興×ポケモンGO】

「全国行脚!47都道府県のジムを制覇せよ!」とかどうでしょうか。

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仕組みはこうです。

各地の観光協会と手を組んだポケモンGOが
まず各地に期間限定の新しいジムを建てます。

そのジムには予め運営側で用意したポケモンが入っています。

しかもそのジムは通常のジムとは異なり、
そのジムのトレーナーを倒してもジムは無所属になりません。

その変わりにクリアした証明と
もちろん経験値(XP)ももらえます。

全国に設定されているジムをクリアすると
クリア報酬としてレアなアイテムやポケモン、たまごが手に入るという
イベントです。

むしろこっちの方が従来のポケモンに近いような、、、
こういうジムが初めからあっても良さそうですよね。

ジムを周るために観光地に足を運んで、
ついでだからとその地域ならではの食事を堪能することで
その地域の魅力を再発見する。

こういう流れで地域復興につながれば素敵です。

⑥飲料業界(新商品編)

今年の夏、ある飲料メーカーから新フレーバーの新商品が出るとします。
メーカー側はその商品を話題化したいので、発売日前に
先行して新商品が飲める試飲イベントを開催することにしました。

商品はそうですね、サントリーのオランジーナで考えてみます。

企業イメージ
サントリー

プロモーションの目的
今年の夏に新商品が発売。
その新商品発売前に試飲イベントを行うことで新商品の話題化を狙いたい。

ターゲット
オランジーナの場合は学生やOLがしっくりきそうです。

プロモーション案
【新商品発売前の話題化イベント×ポケモンGO】

おお!色合いがなんかポケモン御三家のようですねw
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画像:オランジーナ公式サイト

”新商品が販売前に飲めるイベント”というだけで初めからそれなりに
話題性は高いと思いますが、ポケモンGOを絡めることでさらに
このイベントへの集客アップが見込める様になります。

試飲イベントをやるには当然”イベント会場”が必要になりますが
そこを工夫します。

集客の作戦としてはヒラリー・クリントン氏がオハイオ州の公園で
やった様な方法
が利用できそうですね。

参考:日本経済新聞 ポケモンGO」に便乗? ヒラリー陣営、ストップで集会

OLや学生が多く集まり、かつポケストップも密集しているエリアが理想的なので
”渋谷109”を会場に利用したとします。

渋谷109での試飲イベント開催中に、スタッフが会場近くのポケストップで
ルアーモジュールを複数箇所で使用します。

ただでさえ人が多い渋谷なのでルアーモジュールに釣られて
さらに多くの人たちが会場周辺に集まってくることでしょう。

イベントの運営マニュアルの中に、ポケストップの場所やルアーモジュールを
使用するタイミングが載る日
もそう遠くはないでしょう。

⑦飲料業界(ロングセラー商品編)

飲料業界が販売に力を入れるのは何も新商品ばかりではありません。
昔からずっと販売されているロングセラー商品も年に数回キャンペーンを
実施したりして商品の盛り上げを図っています。

例えば、商品のバリエーションが多いブランドとして
カゴメの野菜生活で考えてみます。

企業イメージ
カゴメ

プロモーションの目的
従来からのロングセラー商品の販売拡大。

ターゲット
野菜生活は720mlペットボトルと200ml紙パックがありますが
今回は200mlの紙パックで考えてみます。
200ml商品はコンビニ販売がメインなのでターゲットは
ビジネスマンとOLにします。

プロモーション案
【夏のロングセラー商品キャンペーン×ポケモンGO】

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画像:野菜生活100

この商品バリエーションの豊富さ、使用している野菜の多さが
ポケモンのキャクターたちと相性が良さそう
です。

コンビニでのキャンペーンを考えた場合、定番の方法としては
商品にキャンペーンシールを貼る方法があります。

これをポケモンGOに当てはめてみると
緑色のオリジナルという商品のキャンペーンシールからは”草・虫属性のポケモン”が出現、
紫色のエナジールーツという商品からは”ゴースト・毒属性のポケモン”が出現、
黄色の商品なら”電気属性のポケモン”が手に入るように、
商品ごとに手に入るポケモンの種類を変えることができればかなり購買促進に結びつくと思います。

1.まずはコンビニで商品を購入。
2.キャンペーンシールからQRコードを読む込むと自動でポケモンGOが立ち上がる。
3.オリジナルポケモンが出現する。
4.ポケモンを捕まえる。

という仕組みができれば理想ですが、現時点でポケモンGOにこういったシステムは無いので、
今後に期待ですね。

また、飲料や食品メーカーとのコラボの場合、特別なアイテムが入手できるということでも良いかもしれません。野菜ジュースというアイテムが出現して、飲むとポケモンのHPが歩く毎に回復していくとかいいですね。

⑧テーマパーク業界(動物園・水族館)

商店街にも似ていますが、ある特定の場所に人を集めるというのは
ポケモンGOと非常に相性がいいです。

リアルな動物とAR空間内のポケモンとのコラボなんて
子供も大人も楽しくってしかたないですよね。

企業イメージ
特に無し(動物園、水族館全般)

プロモーションの目的
動物園、水族館の来客数を増やす。
動物や魚に興味を持ってもらうきっかけをつくる。

ターゲット
やはりファミリーですね。1度行ったことのある動物園や水族館でも
”ポケモンを捕まえにいく”という新しい目的ができればまた行ってみたくなります。

次はカップルでしょうか。
すでにマンネリのカップルでも”ポケモン捕まえにいく”という目的が
デートにいくきっかけになりそうです。

プロモーション案
【動物・魚とのふれあい×ポケモンGO】

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ポケストップとルアーモジュールの連携は定番の作戦として
今回はもう一歩踏み込んでみます。

動物園や水族館でポケモンGOをやるのと街中でやることの
違いを考えたとき、やはり動物×ポケモン、魚×ポケモンの
コラボ
が生まれるのが面白いと思いました。
もちろんポケモン出現時の撮影機能を使います。

この場合、施設側にも協力してもらいます。

例えば、動物とポケモンがキレイに一緒に画面に映りやすいように
園内のレイアウトを調整
したり、子供×動物×ポケモンで
写真が撮れるようなふれあいイベントを開催
するとかです。

カピバラとラッタと子供の写真が撮れるとか
サル山のボス猿とマンキーがボスの座をかけて戦っている様な写真が
撮れれば面白いですね!
フォトコンテストを開催しても盛り上がりそうです。

さらに欲を言えば、
特定の動物エリア、例えばサイのエリアではサイホーンの色違いが出現する
とかまでポケモンGO側が協力してくれれば言うことなしです。

⑨ファッション業界

ファッション業界も店舗への集客がメインになりますが
ファッション業界ならではの作戦を考えてみます。

店舗数もそれなりにあって、かつ位置情報システムの恩恵を
受けられそうな若干郊外にある企業が理想です。

そうですね、ファッションセンターしまむらで考えてみます。

企業イメージ
しまむら

プロモーションの目的
店舗への来客数を増やす、グループブランド間の周遊を促す。

ターゲット
郊外中心にあるしまむらに、都内から行ってもらいたいので
メインのターゲットは首都圏にすむ主婦や学生にしてみます。

プロモーション案
【しまむら祭り(SALE)×ポケモンGO】

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画像:しまむら

ファッション業界がポケモンGOとコラボした場合、
当然実施したいことはファッションとのコラボです。

ポケモンGOを初めたばかりの人は記憶にあたらしいと思いますが
ポケモンGOははじめる時に自分のアバターのファッションを選ぶことができます。

髪や肌の色はもちろんのこと
帽子や服、パンツ、リュックのデザインも選ぶことができます。

これは、現段階では一度設定してしまうと変更することは出来ませんが
ゆくゆくは後でも自由に変更することができるようになるかもしれません。

アメーバピグまでいってしまうとやり過ぎですが
モンスターハンターの様にアイテムとしてオリジナル衣装が手に入って
その衣装を着用するとアバターの服のデザインも変わるとか面白いです。

リアルな世界では、しまむらがゲーム上のアバターの衣装を実際に作って
ユーザーがその衣装を現実世界でも着ることができれば売上もあがるでしょう。

また、しまむら好きな人はすでに知っているかと思いますが
しまむらにはグループブランドがいくつかあります。

例えばAvail(アベイル)とかChambre(シャンブル)です。

しかもこれらのグループブランドは大抵しまむらの近くにあります。

大通りをはさんでこっちはしまむら、反対側はAvailになっているとかを見たことがある人も多いでしょう。

このしまむらとAvailを両方見て周ることを
利用者の間では”しまむらパトロール(通称しまパト)”や”アベしまパトロール”と呼んだりしています。

ポケモンGOには位置情報認識システムがありますので
例えばしまむらとアベイル両方のポケストップに行った人限定で
オリジナルアイテムが出現
するようにできたら最高です。

歩くだけで経験値がたまる服とかがもらえれば
私もすぐに”しまパト”しに行きます!

⑩スポーツ業界

先日、すでにポケモンGOをコンプリートした人が現れたという
ニュースを見た人も多いと思います。

米国ニューヨーク在住のニック・ジョンソン氏という方ですが、
彼はインタビューの中で面白い発言をしています。

それはコンプリートするために”買うべきアイテム”についてです。

ポケモンGOには購入できるアイテムがたくさんあります。
モンスターボールだったりおこうだったり、またはアップグレード
アイテムだったりです。

恐らく世界ではじめて現状のポケモンをコンプリートした
彼が言う、コンプリートに必要なアイテム
それは、なんと

現実のウォーキングシューズだそうですw

たしかにポケモンGOは歩いてなんぼのゲームですが
まさかウォーキングシューズとは驚きです!

ということは”スポーツ業界”が食いついてきてもおかしくありません。

私個人的にはNIKEが好きなのでNIKEで考えてみます。

企業イメージ
ナイキ

プロモーションの目的
ナイキブランドのウォーキング・ランニングシューズの販売促進、
新商品シューズの試履。

ターゲット
普段から運動をしている人は自分の足にあったシューズを
すでに持っている可能性が高いので、ここでは
”ポケモンGOの影響で新しく運動を初めた人”をターゲットに
したいと思います。

ターゲット層としては学生やビジネスマン、OLでしょうか。

プロモーション案
ニック・ションソン氏が言っているように
まずは”足になじむ”シューズを買うことが大切です。

”足になじむ”ということは一度試履してみないとわかりません。

ですので、ナイキがどこかで「ナイキのシューズを試履できるイベント」を開催したとします。

【ナイキシューズ試履イベント×ポケモンGO】

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画像:nike.com

ポケモンGOは位置情報連動しているので
ただの試履イベントではなく、どうせならウォーキングや
軽いランニングまでできるイベントの方が良いでしょう。

「ナイキシューズを履いて、ポケモンGETだぜ!」的な
イベントになりますね。

ただ、歩きスマホはやめよう!と強く言われているので
街中なんかだと企業としても実施は難しいと思います。

ですので”ポケストップがいくつもある土手沿い”でもあれば
理想なんですがそんな場所ってありますかね?

仮にそんな理想の土手沿いコースがあったとしましょう。

その場合、各ポケストップにブースを配置して
適時スタッフがルアーモジュールを使用
をします。

更に、すべてのポケストップを周るとオリジナルアイテムが手に入ったり、
アバターとの衣装連動(アイテム使用時にアバターのシューズがナイキになる?)
とかまで出来れば最高です。

それにしても、このコースを走っている人みんなが
スマホを見ながら走ってたら不気味ですねw


他業界とのコラボプロモーションいかがでしたでしょうか?

メインの作戦としては、現状ではポケストップ×ルアーモジュールの使用が
もっとも現実的ですね。

ただ、ポケモンGOはまだまだリリースされたばかりのゲームです。

今後この記事のように他業界とのコラボが必ず実際されることでしょう。

その際、今回あげた様に

●オリジナルIDを発行してポケストップでそのIDを使用できる。
●特定のエリアで特定のポケモンを出現させることができる。
●色違いのポケモンやオリジナルのポケモンを出現させることができる。
●アイテムとアバターの連動ができる。 
●複数のポケストップを周ることで特定のアクションが起る。
●新しい仕組みのジムが出現する。
 

などなどのことが可能になると、よりコラボの幅が広がってくるのでは
ないでしょうか。
 

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